投稿日: Mar 28, 2023
NICE DCV バージョン 2023.0 では、Red Hat Enterprise Linux 9 のサポートや Linux および macOS クライアントでのフルスクリーンリモートセッションのモニター選択など、複数の拡張機能や機能が導入されています。NICE DCV は、ハイパフォーマンスなリモートディスプレイプロトコルで、リモートデスクトップまたはアプリケーションのセッション (ハイパフォーマンス GPU を搭載したサーバーでホストされる 3D グラフィックスアプリケーションなど) にお客様が安全にアクセスできるように設計されています。
NICE DCV バージョン 2023.0 には、次の機能および改善が含まれています。
- Linux および macOS クライアントのモニター選択 - ユーザーは全画面のリモートセッションにどのローカルディスプレイを使用するかを選択できるようになりました
- ファイルのドラッグアンドドロップアップロード-ファイルのアップロードを開始するために、ユーザーはマウスを使用してローカルデスクトップから DCV クライアントウィンドウにファイルをドラッグアンドドロップできるようになりました。
- その他の Linux ディストリビューションのサポート - DCV サーバーソフトウェアには Red Hat Enterprise Linux 9、Rocky Linux 9、および CentOS Stream 9 のサポートが追加されています。DCV は X11 ディスプレイサーバープロトコルのみをサポートし、新しい Wayland プロトコルはサポートされていないことに注意してください。
- タイムゾーンのリダイレクト – ユーザーは Windows ホストでのセッションを設定し、クライアントのローカルタイムゾーンを使用できるようになりました
- QUIC 転送の更新 - UDP ベースの QUIC 転送が画質とパフォーマンスの最適化により強化されました。
- ユーザーインターフェイスの変更 - macOS および Linux クライアントのユーザーインターフェイスを段階的に変更して、さまざまなプラットフォームでユーザーエクスペリエンスを統一します