投稿日: Apr 7, 2023
本日より、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) M6gd インスタンスがアジアパシフィック (ソウル) で利用可能になりました。C6g インスタンスはアジアパシフィック (メルボルン) と欧州 (チューリッヒ) で利用できます。M6g インスタンスは、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (メルボルン、大阪)、欧州 (チューリッヒ) で利用できます。R6g インスタンスは、アフリカ (ケープタウン)、中東 (バーレーン)、アジアパシフィック (メルボルン)、欧州 (チューリッヒ) で利用できます。
これらのインスタンスは AWS Graviton2 プロセッサを搭載し、AWS Nitro System を基礎に構築されています。従来の仮想化機能の多くが専用のハードウェアにオフロードされるため、高可用性が実現し、クラウドインスタンスの安全性が向上します。これらのインスタンスでは最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅と最大 19 Gbps の Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) 帯域幅を利用できます。
AWS Graviton2 ベースのインスタンスは、多くの Linux オペレーティングシステムと、AWS およびパートナーが提供するいくつかの一般的なサービスでサポートされています。それらの対応サービスには、セキュリティ、モニタリングと管理、コンテナ、継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) を用途とするものがあります。Graviton2 ベースのインスタンス向けの AWS サービスおよびパートナーソリューションの詳細については、AWS Graviton と AWS Graviton Ready プログラムにアクセスしてください。
AWS Graviton2 ベースのインスタンスの利用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、AWS SDK にアクセスしてください。また、T4g 無料トライアルを利用して、Graviton2 ベースのインスタンスの利用を無料で開始することもできます。このトライアルでは、2023 年 12 月 31 日まで、t4g.small インスタンスを 1 か月あたり最大 750 時間利用できます。ワークロードを AWS Graviton ベースのインスタンスに移行する方法については、AWS Graviton テクニカルガイドの GitHub リポジトリ、AWS Graviton 移行ガイド、Porting Advisor for Graviton の GitHub リポジトリを参照してください。