投稿日: May 26, 2023
Amazon RDS for PostgreSQL 16 Beta 1 が Amazon RDS データベースプレビュー環境で利用できるようになりました。これにより、Amazon RDS for PostgreSQL での PostgreSQL 16 のプレリリースを評価できます。PostgreSQL 16 Beta 1 を Amazon RDS データベースプレビュー環境にデプロイできます。この環境には、フルマネージド型データベースという利点があり、データベースのセットアップ、運用、モニタリングが容易になります。
PostgreSQL コミュニティが、2023 年 5 月 25 日に PostgreSQL 16 Beta 1 をリリースしました。PostgreSQL 16 では、スタンバイからの論理レプリケーションの有効化、多数のパフォーマンスの向上など、論理レプリケーションの機能が強化されています。PostgreSQL 16 ではまた、SQL/JSON コンストラクタと identity 関数のサポート、並列処理が可能なクエリタイプの追加、SIMD CPU アクセラレーション使用の導入、I/O 使用量の統計を提供する [pg_stat_io] ビューも追加されています。今回のリリースの詳細については、PostgreSQL コミュニティによる発表をご覧ください。
Amazon RDS データベースプレビュー環境は、最新世代のインスタンスクラスでのシングル AZ 配置とマルチ AZ 配置の両方をサポートしています。Amazon RDS データベースプレビュー環境のデータベースインスタンスは最大 60 日間保持され、この保持期間を過ぎると自動的に削除されます。プレビュー環境で作成された Amazon RDS データベースのスナップショットは、プレビュー環境内でデータベースインスタンスを作成または復元する場合にのみ使用できます。PostgreSQL のダンプおよびロード機能を使用して、プレビュー環境からデータベースをインポートまたはエクスポートすることができます。
Amazon RDS データベースプレビュー環境のデータベースインスタンスの料金は、米国東部 (オハイオ) リージョンで作成された本番環境の RDS インスタンスと同じです。