投稿日: Jun 23, 2023
Amazon Elastic File System (Amazon EFS) では、Amazon EFS のプロビジョニングされたスループットモードで、ファイルシステムあたりの最大スループットが 3 倍に増えました。機械学習、データ処理、分析、トランスコーディングといったワークロードには、一貫した高レベルのスループット性能が必要です。今回のローンチでは、読み取りスループットが最大 10 GiB/秒、書き込みスループットが最大 3 GiB/秒に向上したことで、こうしたワークロードに対して費用効率の良い手段となっています。
Amazon EFS はサーバーレスで柔軟性の高いファイルストレージを提供するため、AWS クラウドでのファイルワークロードの設定と実行が簡単です。Amazon EFS のプロビジョニングされたスループットモードは、ゲノミクスデータ処理や動画トランスコーディングなど、常に高いレベルのスループットパフォーマンスを推進するワークロードに対し、必要な量のスループットを提供できる、費用効率の良い予測可能な手段です。今回のローンチにより、Amazon EFS のプロビジョニングされたスループットモードで使用できる最大スループットは、読み取りスループットが (3 GiB/秒 から) 10 GiB/秒に、書き込みスループットが (1 GiB/秒から) 3 GiB/秒 に増加します。これらの制限は、エラスティックスループットで使用できる最大スループットと一致します。エラスティックスループットとは、機械学習推論、分析ユーザー共有、CI/CD ツールといった予測不可能な、または急増するワークロードに最適化されたスループットモードです。
プロビジョニングされたスループットを使用する Amazon EFS ファイルシステムのスループット制限の引き上げは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州西部 (ダブリン) リージョンで利用できます。詳細については、EFS のドキュメントを参照してください。使用を開始するには、Amazon EFS コンソール、API、CDK、CFN、または AWS CLI を使用してファイルシステムを作成してください。