投稿日: Jun 7, 2023

Amazon Lex は、音声とテキストを使用してアプリケーションに会話型インターフェイスを構築するサービスです。Amazon Lex を使用すると、会話型ボット (「チャットボット」)、仮想エージェント、対話型音声応答 (IVR) システムをすばやく簡単に構築できます。本日、Amazon Lex にテストワークベンチが導入されました。この機能により、お客様はボットのパフォーマンスを測定し、ボットの開発を迅速に行うためのテストセットを作成して実行することができます。

お客様は、新しいユースケースを追加したり、既存のユースケースの会話エクスペリエンスを改善したりするたびに、ボットの更新を続ける必要があります。毎回の更新では、ボットがパフォーマンス基準を満たしている必要があります。これまでは、会話データをキュレートしてテストセットを手動で作成し、テストを実行するためのカスタムスクリプトを作成する必要がありました。これらのテストでは、標準化されていないメトリクスが限定的に生成され、ボットのデバッグや改善に必要な情報が十分に提供されていませんでした。さらに、テストスイートのインフラストラクチャを構築し、管理する必要もありました。テストワークベンチを使用すれば、数回クリックするだけでテストセットを作成して実行できるため、ボットの開発とテストを迅速に行うことができます。また、ユーザーとの対話から音声やテキストベースのテストセットを自動的に生成できるため、時間と労力を削減できます。カスタムキュレーションされたテストの会話を CSV 形式でアップロードすることもできます。テスト実行の結果からは、音声文字起こし、インテントマッチング、スロット解像度に関する詳細なインサイトを集約できます。

テストワークベンチは通常、Amazon Lex V2 が運用されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。詳細については、ブログをお読みになるか、説明ビデオをご覧になるか、ドキュメントページを参照してください。