投稿日: Jun 23, 2023
Amazon MQ が、ActiveMQ での ActiveMQ ブローカー向けのクロスリージョンデータレプリケーションのサポートを開始しました。この機能を使用すれば、プライマリブローカーからAWS のスタンバイリージョンのレプリカブローカーへの継続的な非同期メッセージレプリケーションを使用して、リージョンごとのレジリエントなメッセージングアプリケーションを数クリックで構築できるようになり、サードパーティのツールやカスタムコードを使用してリージョン間でデータをレプリケートする必要がなくなります。
クロスリージョンのデータレプリケーションにより、さまざまなリージョンの ActiveMQ ブローカー間で、堅牢なモニタリングメトリクスを使用してメッセージをレプリケートできるようになります。リージョンで障害が発生した場合でも、プライマリージョンからスタンバイリージョンへのフェイルオーバーを迅速かつ確実にトリガーでき、オペレーションを再開できます。
クロスリージョンデータレプリケーションの料金には、クロスリージョンデータレプリケーションの料金のほか、双方のブローカーのブローカーインスタンスとストレージの料金が含まれます。プライマリ AWS リージョンからセカンダリ AWS リージョンへのデータ転送は、該当する AWS リージョンのデータ転送料金に基づいて請求されます。レプリケーション、インスタンス、ストレージ、データ転送の料金については、Amazon MQ の料金を参照してください。
Amazon MQ での ActiveMQ ブローカー間のクロスリージョンデータレプリケーションは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア) の AWS リージョンで有効にできます。詳細については、cross-region data replication for ActiveMQ を参照してください。