投稿日: Jun 14, 2023
PostgreSQL、MySQL、MariaDB 向けの Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) は、アジアパシフィック (ハイデラバード)、欧州 (スペイン)、中東 (UAE) リージョンにおいて、AWS Graviton2 ベースの T4g データベースインスタンスに対応しました。T4g データベースインスタンスでは、ベースラインレベルの CPU パフォーマンスが提供されますが、必要に応じていつでも CPU 使用率をバーストさせる機能を備えています。データベースのエンジン、バージョン、ワークロードによっては、T4g データベースインスタンスは、同等の x86 ベースの T3 データベースインスタンスよりも最大 36% の価格性能比向上を実現します。
今回のリージョン拡大により、現在、Amazon RDS で T4g データベースインスタンスをご利用いただけるリージョンは次のとおりです: 米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド、フランクフルト、ロンドン、ストックホルム、スペイン、ミラノ、パリ)、南米 (サンパウロ)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京、ハイデラバード、香港)、中東 (UAE)、AWS GovCloud (米国)。料金および利用できるリージョンの詳細については、Amazon RDS の料金ページを参照してください。
T4g データベースインスタンスは Amazon RDS for PostgreSQL のバージョン 15.2 以降、14.3 以降、13.7 以降、12.11 以降で利用できます。また、Amazon RDS for MySQL のバージョン 8.0.32 以降、Amazon RDS for MariaDB のバージョン 10.6.12 以降、10.5.19 以降、10.4.28 以降でも利用できます。T4g にアップグレードするには、AWS マネジメントコンソールまたは AWS CLI を使用して、データベースインスタンスタイプを T4g に変更します。詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。