投稿日: Jun 29, 2023
本日より、Bring-Your-Own-IP (BYOIP) が欧州 (スペイン)、欧州 (チューリッヒ)、アジアパシフィック (メルボルン) の 3 つの AWS リージョンで新たに利用できるようになりました。
BYOIP を使用すると、独自の IPv4 と IPv6 アドレスを AWS に持ち込み、インターネット上でアドバタイズすることができます。ご自分の BYOIPv4 アドレスから Elastic IP アドレスを作成し、そのアドレスを Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス、Network Load Balancer、NAT ゲートウェイなどの AWS リソースで使用できます。BYOIPv4 アドレスから作成した Elastic IP アドレスは、AWS から取得した Elastic IP アドレスと同じように機能します。BYOIPv6 アドレスも AWS が提供する IPv6 アドレスと同じように機能します。例えば、これらの IPv6 アドレスを Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) 内のサブネット、Elastic Network Interface (ENI)、Amazon EC2 インスタンスに関連付けることができます。さらに、AWS Direct Connect を介して BYOIPv6 をアドバタイズすることにより、オンプレミスネットワークへのプライベート接続に BYOIPv6 を使用できます。
このリージョンの拡大により、BYOIP は中国 (Sinnet が運営する北京) と中国 (NWCD が運営する寧夏) を除くすべての商用 AWS リージョンで利用できるようになります。
この機能の詳細については、Amazon EC2 における Bring-Your-Own-IP (BYOIP) に関する技術文書を参照してください。