投稿日: Jun 19, 2023
AWS Lake Formation が、Glue データカタログのデータベースとテーブルへのリージョン間アクセスをサポートしました。これまで、別のリージョンにある Glue データカタログのデータベースとテーブルにアクセスするには、カタログアイテムや基盤となるデータをソースリージョンからローカルリージョンにレプリケートする必要がありました。今は、Lake Formation のクロスリージョンサポートにより、Lake Formation が提供されているリージョンであればどこからでも、Glue カタログのデータベースとテーブルにアクセスできます。Lake Formation の各機能が、クロスリージョンテーブルアクセスで利用できます。例えば、アカウントをまたいで、LF タグベースのアクセスコントロール、行および列レベルでのきめ細かなアクセス許可、データフィルタ、直接的な IAM プリンシパルへの共有などが利用できます。また、ローカルリージョンテーブルとクロスリージョンテーブル間でテーブルを結合するクエリを実行することもできます。
この機能により、リソースリンクを使用して、クロスリージョンの Glue カタログのデータベースとテーブルにアクセスできます。また Amazon Athena、Amazon EMR、Glue ETL を使用して、これらのリソースリンクにより、リージョンをまたいでクエリを実行できます。ソースデータや Glue データカタログのメタデータをコピーする必要はありません。Apache Hive Megatore のユーザーは、この機能を使用してリージョン全体のフェデレーションテーブルにクエリを実行することもできます。詳細については、こちらのドキュメントをお読みください。
この機能は、AWS GovCloud と中国リージョンを除き、AWS Lake Formation が提供されているすべての AWS リージョンで利用できます。詳細については、ドキュメントをご覧ください。