投稿日: Jun 7, 2023
AWS Mainframe Modernization は、1996 年に制定された医療保険の相互運用性と説明責任に関する法令 (HIPAA) に対応するサービスになりました。これにより、対象事業体とそのビジネス関係者は、AWS Mainframe Modernization を使用して、保護対象の医療情報を処理、維持、保存できるようになりました。AWS と事業提携契約 (BAA) を締結している場合は、HIPAA コンプライアンスの対象となるワークロードで AWS Mainframe Modernization を使用することができます。
AWS Mainframe Modernization サービスを使用すると、オンプレミスのメインフレームアプリケーションをモダナイズして、AWS クラウドネイティブのフルマネージドランタイムに移行することができます。モダナイゼーションでは、リファクタリングやリプラットフォームなどのモダナイゼーションパターンのほかに、データ複製やファイル転送によってサポートされる拡張パターンも利用できます。HIPAA に対応することで、ヘルスケアやライフサイエンス関連の企業は、サービスを使用してメインフレームベースのアプリケーションをモダナイズしたり、メインフレームベースのデータを AWS クラウドベースのアプリケーションで活用したりして、患者ケアの改善、臨床プロセスの合理化、請求処理の高速化を実現できます。
AWS Mainframe Modernization は、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、パリ)、南米 (サンパウロ) の各 AWS リージョンで一般提供されています。