投稿日: Jun 6, 2023
AWS は、国防総省 (DoD) Joint Warfighting Cloud Capability (JWCC) を契約するお客様向けに、AWS Snowblade の提供を開始しました。AWS Snowblade は、国防総省 (DoD) の DDIL (ネットワーク接続が拒否される、中断する、断続的になる、制限される) 環境のような遠隔地で、AWS のコンピューティング、ストレージ、その他のハイブリッドサービスを提供するよう設計されています。AWS Snowblade は、米軍の耐久性基準 (MIL-STD-810H) を満たすように設計された最初の AWS Snow ファミリーデバイスで、JWCC を契約している防衛関連のお客様は、極端な温度、振動、衝撃にさらされる可能性のあるエッジロケーションでも業務を遂行することができます。ポータブルでコンパクトな 5U、ハーフラック幅のフォームファクターで 208 vCPU をサポートする AWS Snowblade は、AWS Snow ファミリーの中で最も高密度のコンピューティングデバイスです。JWCC のお客様は、スペース、重量、電力 (SWaP) に制約のあるエッジロケーションで、要求の厳しいワークロードを実行できます。
AWS Snowblade によって AWS ハイブリッドクラウドとエッジコンピューティングサービスは増強され、AWS インフラストラクチャとサービスは戦術的エッジにまで広がって、データが発信、処理、実行される場所の近くで低レイテンシーのアプリケーションを実行できるようになります。AWS Snowblade は、Amazon EC2 互換、AWS IAM、AWS CloudTrail、AWS IoT Greengrass、AWS Deep Learning AMI、Amazon Sagemaker Neo、AWS DataSync など、AWS の厳選された一連のサービスをサポートします。AWS Snowblade のような AWS ハイブリッドクラウドサービスを使用すると、AWS リージョンから戦術的なエッジロケーションに至るまで、同じサービス、API、ツールを使用してアプリケーションを開発、デプロイ、管理できるため、一貫性のある AWS エクスペリエンスのメリットを享受できます。
AWS Snowblade は、AWS GovCloud (米国西部) リージョンでご利用いただけます。AWS Snowblade の利用は、Joint Warfighting Cloud Capability (JWCC) を契約している米国防総省のお客様のみに制限されています。詳細については、AWS Cloud for Defense のページを参照してください。デバイスのご注文については、AWS アカウントチームまたは AWS セールスサポートにお問い合わせください。
2023 年 6 月 19 日 - この投稿は、「EC2 互換」の Snow ファミリーインスタンスを反映するように更新されました。EC2 互換インスタンスにより、Snow ファミリーデバイスを使用するお客様は、EC2 API と AMI のサブセットを使用できます。