投稿日: Jun 30, 2023
Amazon FSx for OpenZFS コンテナストレージインターフェイス (CSI) ドライバー がオープンソースプロジェクトとして利用可能になりました。CSI ドライバーを使用すると、開発者は Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS)上で実行されている Kubernetes コンテナ または Amazon EC2 上で実行されている自己管理型 Kubernetes クラスターで Amazon FSx for OpenZFS を簡単に使用できます。
Amazon FSx for OpenZFS は、一般的な OpenZFS ファイルシステムを基盤とするフルマネージド型で費用対効果の高い共有ファイルストレージを提供し、ZFS を活用した豊富なデータ管理機能 (スナップショット、データのクローニング、圧縮など) とともに、ミリ秒未満のレイテンシーと最大 10 GB/秒のスループットを実現するように設計されています。これまで、FSx for OpenZFS を使用して Kubernetes クラスターでステートフルなワークロードを実行するには、ファイルシステムを手動でプロビジョンして Kubernetes ポッドに接続し、スケール済みおよび変更済みのサービスとして接続を管理する必要がありました。FSx for OpenZFS CSI ドライバーを使用すると、FSx for OpenZFS ファイルシステムをコンテナに動的にプロビジョニングしてマウントできるため、コンテナ化されたワークロードはファイルシステムに保存されているデータにネイティブにアクセスして処理できます。CSI ドライバーを使用して、異なるノードから複数のポッド間で FSx ファイルシステムをマウントし、共有することが可能です。
Amazon FSx for OpenZFS CSI ドライバーは、FSx for OpenZFS が利用可能なすべてのリージョンで 本日よりご利用いただけます。
開始するには、GitHub: Amazon FSx for OpenZFS CSI ドライバー のプロジェクトページにアクセスしてください。 チュートリアルについては、「Amazon EKS での FSx for OpenZFS CSI ドライバーの使用」のユーザーガイドを参照してください。