投稿日: Jul 6, 2023
本日、Amazon Simple Queue Service (SQS) が、AWS SDK またはコマンドラインインターフェイス (CLI) を介したデッドレターキューのリドライブのサポートを発表しました。本日、SQS は AWS GovCloud (米国西部および米国東部) リージョンで AWS SDK または CLI によるデッドレターキュー再ドライブのサポートを発表しました。デッドレターキューのリドライブは、Amazon SQS のお客様のデッドレターキュー管理エクスペリエンスを向上させるための拡張機能です。これで、お客様は AWS SDK または CLI を使用して、未使用のメッセージのライフサイクルを大規模にプログラム的に管理できるようになりました。
イベント駆動型アーキテクチャの分散システムの利用者が増えていることで、アプリケーションの効率性、スケーラビリティ、信頼性が向上しています。分散システムでは、キューから受信するメッセージをコンシューマーが正常に消費できないなど、エラーが発生することがあります。このようなエラーが発生した場合、Amazon SQS は消費されていないメッセージをデッドレターキューに移動します (設定されている場合)。これにより、正常に消費されていないメッセージを調査し、メッセージを失うことなくアプリケーションの障害をデバッグすることができます。DLQ メッセージリドライブワークフローを自動化するために、お客様は次のアクションを使用できるようになりました。
1) StartMessageMoveTask: デッドレターキューから新しいメッセージ移動タスクの開始。
2) CancelMessageMoveTask: メッセージ移動タスクのキャンセル。
3) ListMessageMoveTasks: 指定されたソースキューの最新のメッセージ移動タスク 10 件の取得。
AWS SDK および CLI を介したデッドレターキューのリドライブは簡単に開始できます。AWS SDK や CLI を使用して DLQ リドライブを自動化する方法の詳細については、SQS ドキュメントを参照してください。
AWS SDK と CLI による DLQ リドライブは、Amazon SQS が利用可能な AWS GovCloud (米国) リージョンを含む、すべての商用 AWS リージョンで利用できます。