投稿日: Nov 3, 2023

本日、Amazon Kinesis Data Streams は、Kinesis Data Streams サービスコンソールでの Amazon EventBridge パイプとの統合を発表しました。これにより、ストリームから、Amazon SQS、AWS Step Functions、Amazon SNS、Amazon ECS、Amazon EventBridge イベントバス、または別の Kinesis データストリームといった 14 以上の AWS サービスターゲットのいずれかにレコードを簡単に送信できるようになります。EventBridge パイプとの統合では、EventBridge API Destinations のターゲットもサポートされます。これは、API コールを使用して、AWS 内外で Kinesis データストリームのレコードを Software as a Service (SaaS) アプリケーションまたは独自のアプリケーションに送信するものです。

Kinesis Data Streams からデータを流すには、選択した [Kinesis Data Streams] ページの [Kinesis Data Streams をパイプに接続] ボタンをクリックし、接続に名前を付けてターゲットを選択するだけです。必要に応じて、バッチサイズ、バッチウィンドウ、同時実行性などをカスタマイズできます。任意のフィルタリングステップを使用すると、特定のレコードのみをパイプに流し込めます。また、AWS Lambda、AWS Step Functions、API Destinations、または Amazon API Gateway を活用した任意の強化ステップを使用すれば、ターゲットに到達する前の Kinesis データストリームレコードを強化または変換できます。EventBridge パイプとの統合では、統合コードを記述、管理、スケールする面倒な作業が必要ないため、サービスの接続ではなく、サービスの構築に時間をかけることができます。

使用開始するには、Kinesis コンソールで Kinesis Data Streams を選択し、[EventBridge パイプ] タブを選択します。または、AWS ニュースブログ記事で、Amazon EventBridge パイプがサービスをより簡単に統合するうえでいかに役立つかをご確認ください。