投稿日: Nov 16, 2023

本日、Amazon Simple Queue Service (SQS) は、AWS CloudTrail を使用したデータイベント SQS API のログ記録のサポートを発表いたします。これにより、AWS アカウントの SQS アクティビティをより詳細に把握して、セキュリティと運用上のトラブルシューティングのベストプラクティスを実現できるようになります。Amazon SQS は、マイクロサービス、分散システム、サーバーレスアプリケーションの疎結合化とスケーリングを実現するフルマネージドメッセージキューサービスです。

CloudTrail は、Amazon SQS コンソールからの呼び出しや Amazon SQS API からのコード呼び出しなど、Amazon SQS キューに関連する API アクティビティをイベントとしてキャプチャします。CloudTrail が収集する情報を使用して、Amazon SQS API への特定のリクエスト、リクエスタの IP アドレス、リクエスタの ID、リクエストの日時を特定できます。CloudTrail を使用して SQS API のログを記録することで、AWS アカウントの運用およびリスクの監査、ガバナンス、コンプライアンスを実現できます。CloudTrail ログ記録で現在サポートされている SQS API は以下のとおりです。

  • ChangeMessageVisibility
  • ChangeMessageVisibilityBatch
  • DeleteMessage
  • DeleteMessageBatch
  • ReceiveMessage
  • SendMessage
  • SendMessageBatch

上記のデータイベント SQS API の CloudTrail ログ記録にオプトインする場合は、AWS CloudTrail コンソールまたは CloudTrail API を使用して SQS キューでログ記録を構成します。

AWS CloudTrail を使用したデータイベント SQS API のログ記録は、Amazon SQS が利用可能なすべての商用 AWS リージョンでご利用いただけます。

AWS CloudTrail を使用して SQS API のログを記録する方法の詳細については、AWS のドキュメントを参照してください。CloudTrail の詳細については、AWS CloudTrail ユーザーガイドを参照してください。