投稿日: Nov 26, 2023

AWS Config では、リソースの設定変更をより効率的かつ大規模に追跡できる定期記録をリリースすることを発表いたします。今回のリリースでは、変更が発生するたびに変更を継続的に追跡する AWS Config の既存の記録機能を拡張しています。定期記録では、24 時間に 1 回リソースの最新の設定変更を取り込むため、配信される変更の数が少なくなります。常時記録オプションと定期記録オプションはいずれも、設定項目の数に基づいて料金が計算されます。

定期記録では、1 日 1 回のみ変更について設定項目を記録するため、設定の変更を収集する際の量とコストを削減しながら、頻繁に変更されるクラウドリソースをスケーラブルに追跡し、クラウドリソース全体にコンプライアンスを適用できます。例えば、過去 24 時間に、Amazon EC2 インスタンスで設定の変更が複数回行われたとします。常時記録では、変更が発生するたびに設定項目が送信されます。定期記録では、前に記録された設定項目と異なる場合に、24 時間以内のインスタンスの最新の状態を表す設定項目が送信されます。

連続記録を使用して追跡するリソースタイプと、定期記録を使用して追跡するリソースタイプを柔軟に選択できます。すべてのリソースタイプについて初期設定を選択した後で、オプションのオーバーライドを使用して各リソースタイプの記録頻度を調整できます。このため、同じアカウント内であるリソースタイプは常時追跡し、別のリソースタイプは定期的に追跡することができます。 

AWS Config の定期記録は、AWS のすべての商用リージョンAWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。この機能の詳細については、AWS Config の料金ページまたはドキュメントをご覧ください。