投稿日: Nov 26, 2023
Amazon Redshift でプロビジョニングされたクラスターの同時実行スケーリングとサーバーレス自動スケーリングは、CREATE TABLE AS SELECT (CTAS) クエリをサポートするようになりました。これにより、お客様は、抽出、変換、ロード (ETL) やそのほかの書き込みワークロードをコンピューティングを追加してスケールし、SLA をより簡単に満たすことができます。
Amazon Redshift でプロビジョニングされたクラスターの同時実行スケーリングとサーバーレス同時スケーリングは、事実上無制限の数の同時ユーザーとクエリをサポートし、BI レポート、ダッシュボード、ETL、そのほかの分析ワークロードの SLA を満たすために、多数のお客様によって利用されています。この新機能により、プロビジョニングされたクラスターの同時実行スケーリングとサーバーレス自動スケーリングを現在使用しているお客様は、CTAS オペレーションをスケーリングできます。CTAS は、設定済みの使用制御およびワークロード管理キュー設定とシームレスに連携します。キューに対して同時実行スケーリングが有効になっている場合、メインの Amazon Redshift クラスターでリソースが解放されるのを待たなくても、すべての適切なクエリが同時実行スケーリングクラスターに送信されます。Amazon Redshift でプロビジョニングされた各クラスターは、1 日あたり最大 1 時間の無料同時実行スケーリングクレジットを獲得します。これは CTAS ともシームレスに連携します。保有している無料使用クレジットを超えて使用した場合は、Amazon Redshift クラスターのオンデマンド料金に基づき、設定されたコスト管理に従って、秒単位でお客様に請求されます。
プロビジョニングされたクラスターの同時実行スケーリングとサーバーレス自動スケーリングの CTAS に対するサポートは、RA3 インスタンスタイプと同時実行スケーリングがサポートされているすべての Amazon Redshift リージョンで一般提供されます。同時実行スケーリングの詳細については、Amazon Redshift クラスターデベロッパーガイドのドキュメントを参照してください。