投稿日: Dec 1, 2023
AWS Systems Manager の 1 機能である AWS AppConfig が、AWS AppConfig エージェントの最新リリースで利用可能な 4 つの新機能を発表しました。ユーザーが指定した場所にあるローカルディスク上のファイルに機能フラグと設定データを書き込むことがエージェントでサポートされるようになりました。2 つ目に、耐障害性を向上させるため、エージェントの設定により、最新版の設定データのローカルバックアップを独自に作成し、ネットワークの問題や障害が発生してエージェントが AWS AppConfig サービスにアクセスできない場合にそのバックアップを使用できます。さらに、エンジニアはエージェントにより設定の変更をローカル環境でテストできるようにもなりました。最後に、このバージョンのエージェントでは、さまざまな AWS Identity and Access Management (IAM) 許可をさまざまな設定プロファイルにマッピングでき、設定データのきめ細かなセキュリティ管理が可能になりました。
AWS AppConfig エージェントは、ローカル設定のポーリングやキャッシュなどの AWS AppConfig ベストプラクティスを採用したサイドカープロセスです。このエージェントにより、オンボーディングの時間を短縮でき、使用を簡素化し、アプリケーションのパフォーマンスと耐障害性を改善できます。これは主要な AWS コンピューティングサービスで使用でき、その中には AWS Lambda (AWS AppConfig Lambda 拡張機能として)、Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)、Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)、Amazon EC2 が含まれます。さらに、Linux カーネルバージョン 4.15 以降を実行するオンプレミスサーバーにも使用できます。
AWS AppConfig エージェントは、すべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。使用を開始するには、AWS AppConfig の開始方法ガイド、または AWS AppConfig エージェントのドキュメントを参照してください。