Amazon AppStream 2.0 マルチセッションフリートでプリンターのリダイレクトとユーザーが選択した地域設定を利用可能に
Amazon AppStream 2.0 では、マルチセッションフリートでのローカルプリンターリダイレクトとユーザーが選択した地域設定のサポートを導入して、エンドユーザーエクスペリエンスの向上に貢献しています。これらの機能は既にシングルセッションフリートで利用できましたが、今回の発表ではこれらの機能がマルチセッションフリートにも拡張されました。管理者はエンドユーザーエクスペリエンスを向上させながら、マルチセッションモデルのコストメリットを活用できるようになります。これらの機能強化とマルチセッションフリートの既存の利点を組み合わせることで、AppStream 2.0 はコスト効率とユーザー満足度のバランスをとるのに役立つ包括的なソリューションを提供します。
ローカルプリンターのリダイレクトにより、AppStream 2.0 ユーザーは、ストリーミングアプリケーションからローカルコンピュータに接続されているプリンターに印刷ジョブをリダイレクトできます。ユーザーがストリーミングセッション中にドキュメントを印刷できるようにするために、AppStream 2.0 ストリーミングインスタンスにプリンタードライバーをインストールする必要はありません。さらにユーザーは、ストリーミングセッションを設定して、地域に応じた設定を使用できるようになりました。ストリーミングセッションでアプリケーションが使用するタイムゾーン、ロケール、入力方法を設定することができます。各ユーザーの設定は、同じ AWS リージョン内の以後のすべてのセッションで維持されます。
これらの機能は、Amazon AppStream 2.0 が利用可能なすべての AWS リージョンで、追加料金なしでご利用いただけます。AppStream 2.0 は従量制料金を採用しています。AppStream 2.0 の使用を開始するには、Amazon AppStream 2.0 の開始方法を参照してください。
これらの機能をユーザー用に有効にするには、2024 年 9 月 18 日以降にリリースされた AppStream 2.0 エージェントを使用する AppStream 2.0 イメージを使用するか、2024 年 9 月 20 日以降にリリースされた Managed AppStream 2.0 イメージアップデートを使用する必要があります。