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Amazon Dynamo DB グローバルテーブル 東京リージョン対応のお知らせ

みなさん、こんにちわ。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、プロダクトマーケティング

エバンジェリストの亀田です。

 

Amazon DynamoDBグローバルテーブル機能が東京リージョンに対応しましたのでお知らせいたします。

DynamoDBはどのような規模でも信頼性が高いパフォーマンスを維持できる、完全マネージド型の非リレーショナルデータベースです。グローバルテーブルの機能により、マルチリージョン、マルチマスターのデータベースを構築することが可能となり、そのレイテンシーを 10 ミリ秒未満に維持できるようになります。選択した AWS リージョンにテーブルの更新内容を自動的にレプリケーションすることができ、また、グローバルテーブルを使用して、DynamoDB テーブルデータを他の AWS リージョンにレプリケーションすることで可用性を高めることもできます。

 

作成済のDynamoDBテーブルを選択すると、「グローバルテーブル」のタブが出てきます。設定作業はテーブル作成後に行うこととなりますが、テーブルが空である必要があるのでご注意ください。

ここから、機能を有効にすることができます。機能を使うためにはDynamoDB Streamsの機能をオンにする必要があります。DynamoDB Streamsは、テーブルに対して発生した変更をキャプチャし、例えばAWS Lambdaを実行させるなどに機能をつかさどります。グローバルテーブルはこの機能を用います。

そして対象リージョンを指定すると、レプリカテーブルが指定したリージョンに作成されます。

DynamoDBは今年の5月に継続的バックアップとPITR(ポイントインタイムリカバリ)に対応しより使いやすくなっています。今回のグローバルテーブル対応で、より高度な耐障害性とリージョンワイドのアプリケーションへのより高速な対応性能を備えることなりました。

– プロダクトマーケティング エバンジェリスト 亀田