Amazon Web Services ブログ
AWS Batch が大阪リージョンでもご利用可能になりました
みなさん、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリストの亀田です。
2021 年 3 月 2 日に日本で2番目となるリージョン、大阪リージョン が開設されました。その翌日 3 月 3 日にはフルマネージドなファイルシステムである Amazon EFS が利用可能となり、サービスラインナップの拡充が続けられています。
本日、バッチ処理をあらゆる規模で行うことの可能なフルマネージドサービスである、AWS Batch が大阪リージョンでご利用可能となりましたのでお知らせいたします。
バッチ処理とは、コンピュータでひとまとまりのデータを一括して処理する方式のことをさし、AWS Batch を用いることで、数十万件のバッチコンピューティングジョブを簡単かつ効率的に実行することができます。必要な特に大量のコンピュートリソースを確保し計算を行った後は、計算リソースが解放され、なおかつ、コンピューティングリソース (CPU やメモリ最適化インスタンスなど) の最適な数量とタイプを、送信されたバッチジョブの量と具体的なリソース要件に基づいて動的にプロビジョニングするため、Amazon EC2 をベースとしたバッチ処理基盤より効率的な運用が可能となります。
AWS Batch の利用料金は無料であり利用した計算リソースに対してのみ発生します。2020 年 12 月には AWS Fargate に対応し、コンテナをベースとしたサーバレスなバッチ処理基盤を作れるようになりました。またスポットインスタンスの活用があらかじめ組み込まれており、よりコスト効率性の高い処理が可能となっています。
AWS Batch の詳細はこちらをご覧ください。
– シニアエバンジェリスト 亀田