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Blox – Amazon EC2 Container Serviceのための新しいオープンソーススケジューラ
2014年、私はAmazon ECSについてお話して、Dockerベースのアプリケーションをビルドし実行し、そしてスケールさせることを如何に手助けしてくれるかをご紹介しました。そこでは3つのスケジューリングの選択肢(自動、手動、そしてカスタム)について話をし、スケジューラがインスタンスにどの様にタスクを割り当てるかを説明しました。
その時書いた記事では、カスタムスケジューラは現在のクラスタの状態を見るためにListContainerInstances
とDescribeContainerInstances
を定期的に呼び出す必要があると記しました。数週前、CloudWatch Eventsのサポートを追加することで各クラスタの状態を追跡する処理を簡素化しました。(これについて詳しくは、Amazon ECSイベントストリームで、クラスタの状態を監視をご覧下さい)
この新しいイベントストリームが出たので、我々はカスタムスケジューラの作成をもっと簡単にしたいと思います。
本日、我々はBloxを開始します。この新しいオープンソースプロジェクトには、イベントストリームを処理してクラスタの状態を追跡し、状態をREST APIで利用可能にするサービスが含まれています。また、クラスタ内の各コンテナインスタンスにタスクを1つだけ実行するデーモンスケジューラも含まれています。このコンテナを1つずつ配置するモデルで、ログ処理やメトリクス収集のワークロードをサポートします。
こちらが”ブロック図”です (ダジャレじゃありません ※訳注 BloxとBlockをかけています):
これはオープンソースのプロジェクトです; プルリクエストや機能要望を楽しみにしています。詳しい情報は、Amazon EC2 Container Serviceより、Bloxをご紹介をご覧下さい。
— Jeff;
原文: Blox – New Open Source Scheduler for Amazon EC2 Container Service (翻訳: SA岩永)