Amazon Web Services ブログ

Kiro クレジットをより有効活用する方法

本記事は「Making your Kiro credits go further」を翻訳したものです。

Kiro の Auto エージェントがより効率的になり、Kiro に期待する高品質を維持しながら、クレジットでより多くのことができるようになりました。

より効率的な Auto エージェント

私たちの Kiro における目標は、最高の価格で最高の結果をお届けすることです。この目標を達成するため、私たちは以前から Auto を開発してきました。Auto は Sonnet 4.5 などの最先端モデルと、意図検出、キャッシュなどの専門的なモデルや最適化技術を組み合わせたエージェントです。Auto の品質については高い基準を設けており、最先端モデルが提供するレベル以下のものは受け入れません。11 月 7 日に新バージョンの Auto をリリースした結果、リクエストで消費するクレジットが大幅に削減されました。日常的な一般的なリクエストでは、お客様のクレジット使用量が 21 % 削減されました。最も要求が厳しく複雑なリクエストをお持ちのお客様では、36 % の削減を実現しています。

これが日々の開発作業にどのような意味を持つのでしょうか?以前は 1 クレジットを使用していた一般的なリクエストが、現在は 0.79 クレジットで済むようになりました。つまり、現在の Kiro プランのクレジットで約 20 %多くのことが実現でき、同じクレジット数でより長期間の開発作業が可能になります。

Kiro ユーザーで、Caylent のプリンシパルアーキテクトかつ AWS コミュニティビルダーの Andres Moreno 氏は次のように述べています。「Kiro がリクエストあたりのクレジット使用量を確実に削減していることを実感しています。とても素晴らしく、処理速度も非常に高速です。」

すでに Auto をご利用の方は、この削減効果を実感していただけているはずです。まだ Auto をお試しでない方は、今が始める絶好のタイミングです!そして、これはまだ始まりに過ぎません。私たちはニューラルネットワークと形式的推論を組み合わせたニューロシンボリック AI を含む、Auto のエキサイティングな改善に取り組んでいます。これらの進歩により、より良い要件の作成、実装のより効果的な検証、そしてクレジット使用量を効率的に保ちながらより高品質なコードの生成が可能になります。