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【開催報告】ISV/SaaS事業社向けAWS研修 : AWS『中級』ハンズオン セミナー〜コンテナ編〜

こんにちは!アマゾンウェブサービスジャパン株式会社 ソリューションアーキテクトの秋田です。
ISV/SaaS事業社向けAWS研修の第4弾「AWS『中級』ハンズオンセミナー~コンテナ編~」を開催しました!こちらの開催報告と合わせてセミナーの内容の紹介や、今後開催される予定の研修内容について紹介したいと思います。

第1弾「今日から一緒にはじめよう!IT基礎知識 & AWS超入門セミナー」の開催報告は[こちら]
第2弾「今日から一緒にはじめよう!AWS『初級』ハンズオン セミナー」の開催報告は[こちら]
第3弾「 AWS『中級』ハンズオン セミナー〜可用性&スケーラビリティ編〜」の開催報告は[こちら]

ISV/SaaS事業社向けAWS研修とは?

「SaaSと言えばAWS!」をスローガンに、複数回に渡ってISV/SaaS事業者様に向けてのAWS研修を実施しています。
AWSでSaaSとして事業を展開されているお客様、これから構築を検討されているお客様が「SaaS on AWS」でさらに価値のあるサービスを提供できるようにサポートしていきます!

第4弾は「コンテナアプリケーション開発」を学ぶ中級ハンズオン

「可用性&スケーラビリティ編」に引き続き、AWS上にチャットアプリケーションを作成することを通じて、今回はAWSにおけるコンテナによるサービス開発について学びました。ハンズオン前半では、AWSのコンテナレジストリサービスであるAmazon Elastic Container Registry (Amazon ECR)にDockerイメージを登録し、AWSのコンテナオーケストレーションサービスであるAmazon Elastic Container Service (Amazon ECS)にサービスをデプロイする手順について学びました。Amazon ECSにおけるコンテナの実行単位であるタスク定義を設定し、それを実行するサービスを設定します。そしてサービスをElastic Load Balancingと紐づけることでインターネットにアプリケーションを公開しました。
ハンズオン後半では、AWS CodePipelineを利用してCI/CDのパイプラインを作成し、Blue/Greenデプロイメントを行うハンズオンを実施しました。前半で作成したチャットアプリケーションのソースコードを修正し、それをソースコードリポジトリであるAWS CodeCommitにpushすると、パイプラインが変更を検知し、Dockerイメージをビルドし、Amazon ECSにデプロイします。その際に新しいコードに問題が見つかったという想定のもと、デプロイを中止しロールバックを行うという手順についても学びました。

11月に計2回このハンズオンを実施しました。当日はオンラインでの開催にも関わらずたくさんの質問をいただき、参加者の皆さまが真剣に取り組まれている様子が伺えました。今後のセミナーをよりよいものにするためにも、お気付きの点などありましたらぜひフィードバックをいただければと思います。
2020年6月からシリーズで開催してまいりましたISV/SaaS事業社向けAWS研修ですが、ひとまず今年はこれにて終了となります。これからもISV/SaaS事業社のみなさまを盛り上げるために色々な施策を行っていきたいと思いますので、ご要望などにつきましてもぜひフィードバックをお願いいたします。

 

このブログの著者

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秋田 仁雅(Akita, Yoshinori)

AWSのソリューションアーキテクトとして、主にISV/SaaS事業者のお客様に対する技術支援を担当。技術については雑食です。

 

福本 健亮

福本 健亮 (Fukumoto, Kensuke)

AWSのソリューションアーキテクトとして、お客様の技術支援をさせていただいております。興味のある技術領域は機械学習やビッグデータで、好きなAWSのサービスはAmazon SageMaker Studioです。

 

上原誠

上原 誠(Uehara, Makoto)

AWSのソリューションアーキテクトとして、主にISV/SaaSのお客様に対する技術支援を担当。技術的な得意/興味領域としては、アナリティクス系テクノロジー、広告系ソリューションなど。