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Tag: 組織

歯車と人

パート 1: マイクロサービス:技術、ビジネス、組織設計?その全てです

デジタルトランスフォーメーションの特徴の1つは、スピードと俊敏性の向上です。データとアルゴリズムを使用して、より迅速に意思決定を行う必要があります。新しい収益源を獲得し、顧客体験を向上させるために、デジタルサービスを迅速に作成する必要があります。CTO やチーフアーキテクト(または AWS)が、自社のビジネスを救い、俊敏性、革新性を高め、世界の飢餓を解決するマイクロサービスと呼ばれる新しいソフトウェア・アーキテクチャについて熱く語っているのを聞いたことがあるかもしれません。マイクロサービスアーキテクチャの技術的側面については多くのことが書かれていますが、マイクロサービスの非技術的側面(ビジネス、組織など)は、それほどの頻度や熱量でカバーされていません。マイクロサービスの非技術的な側面を取り上げる前に、技術的な部分も誰にでも分かる言葉で説明し、ビジネス価値との関連を説明する価値があると思います。

ボードに挿した無数のピンとそれらを結ぶ糸

ツー・ピザ・チームは始まりに過ぎない – パート2: 高パフォーマンスのアジャイル組織はアカウンタビリティとエンパワーメントがカギです

前回のブログ記事では、プロジェクトへの従来型のアプローチとスキルベースのチームが、高パフォーマンスなアジャイル組織になる事を妨げている理由についてお話ししました。高パフォーマンスなアジャイル組織とは、迅速にイノベーションを実現し、素早く市場に新しいアイデアを投入し、短い時間で高度なテクノロジーを使ったソリューションを展開できる組織です。
答えは何だったでしょうか? 明確な線引きのされた説明責任(アカウンタビリティ)と権限と環境を与えること(エンパワーメント)が高パフォーマンスなアジャイル組織には必須だということです。行動する事を奨励されその権限を与えられている環境では、説明責任を持つ従業員はチームの目標に沿ってワークロードを管理し、必要な時には積極的に支援を求め、ミスを犯したときには責任を取ります。これはマイクロマネジメントの対極です。
私自身の経験や、多くの企業と協力してデジタルトランスフォーメーションを進めてきた中から、私は企業が高パフォーマンスなアジャイル組織になるための4つの重要な特徴を見つけました。

2つのピザの画像

ツー・ピザ・チームは始まりに過ぎない – パート1: 高パフォーマンスなアジャイル組織はアカウンタビリティとエンパワーメントがカギです

より速く、より多くのイノベーションを。これは単純な指示のように聞こえます。私が知るほとんどのエグゼクティブは、新しいアイデアをより早く市場に投入し、イノベーションを加速し、高度なテクノロジーを使ったソリューションをより短時間で導入したいと考えています。ああ、しかもそれをやるのは、セキュリティで信頼性が高く、コンプライアンス、耐障害性に優れたソリューションを構築しながらです。でも、どうすれば良いでしょうか? 従来のチームを組織し、権限を与える方法では、容易にはいきません。真の俊敏性は、買ったり注文したりできる物ではありません。クラウドはこれらを実現するのに確かに役立ちますが、クラウドだけでは企業が求めるメリットは達成できません。

どうすれば達成できるでしょうか? 高パフォーマンスのアジャイルチームには、アカウンタビリティとエンパワーメントが必須です。本当に高パフォーマンスのアジャイル組織になるためには、組織構造をこれまでとは違う視点で見て、考え方や行動を進んで変える必要があります。

アマゾンウェブサービス(AWS)では、ツー・ピザ・チーム、ピザが 2 枚で足りるくらい小さな、通常は 5 ~ 10 人のチームにする事から始めます。しかし、チームのサイズだけでは不十分です。より速く、よりイノベーティブに、そして新しい先進テクノロジーを活用するためのカギは、ビジネス価値を提供するための明確な線引きのされた説明責任(アカウンタビリティ)を持つチームの確立と、その実現の為の権限と環境を与える(エンパワーメントする)ことです。