Amazon Web Services ブログ
【開催報告】アップデート紹介とちょっぴりDiveDeepするAWSの時間 第三回(03/25)
みなさんこんにちは!アマゾンウェブサービスジャパン株式会社 ソリューションアーキテクトの柴田です。
3月25日に「第三回 アップデート紹介とちょっぴりDiveDeepするAWSの時間」をオンラインで開催しました。前回に引き続き多数の方に参加していただくことができました。これまでの“アップデート紹介とちょっぴりDiveDeep”シリーズの様子については第一回目、第二回目の開催ブログも合わせてご参照ください。
第三回の実施内容と当日の様子
当日は106名のお客様にご参加いただきました。チャットで多数のコメントをいただいたほか、AWS側も多くのメンバーが参加し、前回に引き続き賑やかな会になったのではないかと思っております。
当日参加したAWSメンバー(一部)
第三回は大阪ローカルリージョンが3つのAZを持つ一般的なリージョンとして利用できるようになったことを記念し、大阪リージョンと可用性特集として以下の4セッション 合計1.5時間でお届けしました。
- ももこの今月のお勧め3分間アップデート (15分) 担当SA浅井
今回はAWS Fault Injection Simulatorの一般提供発表についてデモ付き15分拡大版でご紹介しました。 - 今年リリース予定の大阪リージョンについて (30分) 担当 高山
3/2に新たなリージョンとして、アジアパシフィック(大阪リージョン)が発表されました。一般的なリージョンになることで何が変わるのか?バックアップ用途やDR用途が思いつくけど、どのような使い方がお勧めなのか?AWSのアベイラビリティゾーンやリージョンの考え方や歴史を少し振り返り、DRのお勧めの考え方など含めて、今回リリースされた大阪リージョンを丁寧に説明させていただきます。 - AWSの可用性にまつわるエトセトラ (30分) 担当SA木村
みなさまのサービスの可用性を上げるためにマルチAZ構成だけでなく、AWSグローバルインフラストラクチャーを活用して複数リージョンにまたがってシステムを構成する「マルチリージョン構成」を取ることができます。そして、大阪ローカルリージョンが大阪リージョンとして拡張されたことで、ついに日本国内で完結したマルチリージョン構成を取ることができるようになります。。。。と、ここまで書きましたが「可用性」とは一体何なのでしょうか?単語が一人歩きしがちな「可用性」について、ここで一度振り返ってみませんか? - S3レプリケーションのアップデート (15分) 担当SA上原
大阪リージョンにもS3のデータをレプリケーション!?こんなに簡単に使えるS3レプリケーションを、新しい機能「双方向レプリケーション」「Multi-destination」を踏まえて実際に動かしてみます。
以下はセミナー中に実施したデモやセッションの内容の一例です。デモ中にも多くの参加者の方から質問や反応をいただき、終始一体感のある雰囲気でお届けすることができました。
なお、今回SA木村よりお話しした「AWSの可用性にまつわるエトセトラ」の拡張版を5/11、5/12に開催されるAWS Summit Online 2021で「マルチリージョン、ちょっとその前に…-サービスの可用性について考える」というタイトルでお届けする予定です。今回参加できなかった方、より深く知りたいという方はぜひそちらもご参照ください!
イベント終了後にご記入いただいたアンケートでは「始めて参加しましたが、アットホームな感じで気軽に拝見できました。」「短い時間で非常に有益な情報を得ることができました。」というコメントもいただけました。AWSの可用性、マルチリージョンに関する考え方から、可用性を高めるのに役立つサービスの使い方まで幅広い内容でお届けできたのではないかと考えています。次回以降も様々なコンテンツの提供を予定しておりますので、是非ご参加お待ちしております!
次回予定
第四回「アップデート紹介とちょっぴりDiveDeepするAWSの時間」
開催日時:2021/04/28 (水) 18:00 ~ 19:30
- ECS Execによる新たなデバッグ方法のご紹介(15分)
この度、Amazon ECSのアップデートとして、ECS Execという機能がリリースされました。このアップデートによりEC2インスタンス上もしくはAWS Fargate上で動作するECS配下のコンテナの内部でSSHDを立ち上げることなく、外部からのコマンド実行ができるようになり、デバッグや運用作業が可能になります。今回はECS Execの概要と設定方法、ユースケースについてご紹介します! - SaaSなみなさん、AWS Amplifyの紹介をします!(30分)
AWS AmplifyはAWSを用いたWeb/モバイルアプリを爆速でリリースするための開発プラットフォームです。一口にAWS Amplifyと言っても、Amplifyライブラリ、Amplify CLI、Amplify Console、そして新しく登場したAmplify Admin UIと、いろいろなツールチェーン・サービスがあります。今回はこれらAWS Amplifyの全体像についてまるっとご紹介いたします! - AWS Amplifyで始めるチーム開発のはじめ方 (30分)
実際に、AWS Amplifyを使って開発を進めていく上で、複数人開発ならではの課題がいくつか発生してくると思います。今回は、AWS Amplifyを使ってどのように複数人開発ができるのかの手法やCI/CDの構築をどのように行えるのかをご紹介します!
このブログの著者
柴田 龍平(Ryuhei Shibata)
ソリューションアーキテクトとしてISV/SaaSのお客様の技術支援を行っています。好きなAWSサービスはAWS Single Sign-OnとAmazon GuardDutyです。好きな食べ物はそばめしです。ソースが好きです。