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2021年後半 AWS 認定ソフトウェアご紹介

2021 年 9 月以降に AWS ファンデーショナルテクニカルレビュー (FTR) を通過して「AWS 認定ソフトウェア (AWS Qualified Software)」となったソフトウェア製品・ソリューションを一挙にご紹介します!

2021 年 8 月までの分は以前のブログ記事からご覧ください。(Business Applicatoin 編 | DevOps、Data & Analytics、IoT & Machine Learning、Infrastructure Software 編)

FTR を通過したソリューションはここがすごい

FTR を通過するためには、セキュリティ、信頼性、運用上の優秀性に関連する AWS ベストプラクティスに沿っている必要があります。パートナーにとっては自社製品のリスクを軽減し不要な損失を抑えられるというメリットがありますが、製品を利用するお客様にとっても安心とより良いビジネス成果が期待できることになります。AWS パートナーネットワークでソフトウェアパスに参加して FTR を通過することで、「AWS 認定ソフトウェア (AWS Qualified Software)」として認められます。

FTR 通過済みのソリューションを一挙ご紹介

<IoT & Machine Learning カテゴリー>

 Torrentio (アクロクエストテクノロジー株式会社)
「Torrentio(トレンティオ)」は、様々なセンサーデータや、画像・動画を簡単に収集・分析し、異常検知や予測分析、外観検査や予知保全におけるIoT/機械学習の活用を支援する、IoT向けのデータ分析プラットフォームです。この度、提供を開始した相関異常分析サービスでは、複数センサーから収集される大量の時系列データや多変量データを分析し、自動で異常の発生を検知・予測することを可能にします。
AWS 機械学習コンピテンシー取得ソリューション |  (FTR 更新)
 ACCESS Connect (株式会社ACCESS )
「ACCESS Connect®」は、モノ(デバイス)をインターネットに接続し、IoTサービスの開発・運用を支援する、AWS上に構築したクラウドプラットフォームです。最初から開発汎用コンポーネントが揃っていること、ACCESS独自のマルチテナントアーキテクチャ、運用含めて丸ごとお任せ頂けることが特長です。これにより、お客様のクラウドの構築から運用までコストを削減し、サービスの市場投入を短縮します。
AWS IoT コンピテンシー取得ソリューション |  (FTR 更新)

<Data & Analytics カテゴリー>

 Kompreno (株式会社Agoop)
「Kompreno」は、スマートフォンのアプリケーションから取得した位置情報データを独自の技術で解析し、人の流れを見える化した「流動人口データ」を、地図やグラフなどのビジュアルを用いて表示する「ダッシュボード」の形で提供するサービスです。世界の200以上の国と地域における、最短10分前から2週間前までの流動人口データを、ウェブブラウザーでいつでも簡単に確認・分析することができます。スマホアプリから取得したGPSなどの位置情報を秘匿化処理し、混雑度を地図上に色分け表示します。外出時にどこが混雑しているかなどをご確認いただくことが可能です。

<Infrastructure Software カテゴリー>

 Insight Database Testing (株式会社インサイトテクノロジー)
「Insight Database Testing」は、データベース・アプリケーションの移行を促進するキーソリューションです。マルチデータベースをサポートし、オンプレミスやクラウドにかかわらずデータベースの移行で必要となるSQLアプリケーションの移行アセスメント、テストを自動化し、作業コストを大幅に削減します。他システムからAWSへのDBマイグレーションや既存RDS/Aurora環境のバージョンアップ作業にたいして大変有効な支援ツールです。
AWS Marketplace でソリューションを見る
 SIOS Protection Suite for Linux (サイオステクノロジー株式会社)
「SIOS Protection Suite」は、Amazon EC2上で稼働するOracle、SQLserverなどのデータベースや、JP1、HULFT、SAPなどの基幹系ソフトウェアのシステムの障害を監視し、稼動系に障害が生じた場合に待機系に自動的に切り替えを行うことでダウンタイムを短縮し、ビジネス損失を最小限にするHAクラスターのLifeKeeperとデータレプリケーションのDataKeeperがセットになったスイート製品です。万が一のシステム障害から安全に回復できる「安心感」と専門ベンダによる「サポート」、HAクラスター構築が初めての方でも「簡単」に構築いただける点をご評価頂いております。

< Business Application カテゴリー>

 SVF Cloud (ウイングアーク1st株式会社) 
「SVF Cloud」は累積社数28,000社を超える帳票基盤ソリューションの機能をクラウド上で利用することができる帳票クラウドサービスです。日本固有の緻密な帳票はそのままに、様々なクラウドサービスと連携させることで、クラウドサービスにおける利便性の高い円滑な帳票運用を実現します。
Amazon RDS サービスレディ取得ソリューション | (FTR 更新)
 re:shine 株式会社メタップス
「re:shine」は、フリーランス・副業エンジニアと採用企業のマッチングを促進する、マッチングプラットフォームです。フリーランスの自由と正社員としての保障、どちらも担保した新しい働き方である「フリーランス型正社員」という選択肢も提供しており、単なる求人プラットフォームの枠組みを超えて、フリーランスエンジニアのさらなる活躍をサポートします。
 KARTE (株式会社プレイド)
「KARTE」は、サイトやアプリの訪問者の行動や感情をリアルタイムに解析し、一人ひとりに合わせた体験の提供を可能にするCXプラットフォームです。従来の環境では、膨大なユーザーデータがツールごとにバラバラに管理され、お客様一人ひとりに向き合うことが困難でした。KARTEは、今この瞬間のデータと過去のデータをお客様ごとに統合。顧客を深く、直感的に理解することで、心地良い体験を生み出すことができます。
 Shifter (株式会社デジタルキューブ)
「Shifter」は、世界でもっとも利用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)であるWordPressの利用環境を、高セキュリティ・フルマネージドで安価に利用できるSaaSです。サーバーやWordPressのアップデート作業が不要なだけでなく、WordPressで管理するWebサイトを静的化したコピーのみが公開されるため、セキュリティのリスクを抑えてWebサイトの運営だけに集中していただけます。(FTR 更新)
 Aegis Wall (NHN テコラス株式会社)
「Aegis Wall」は、システム管理者、DBA、業務委託先などサーバーに対する特権IDユーザーのアクセス管理を効率化し、個人認証したログ記録やアクセス制御などの内部統制に必要な機能を低コストで実現するソフトウェアです。各種Amazon EC2のインスタンスに対するRDP/SSH接続、Amazon RDSに対するDB接続において、それぞれアクセス・コマンド制御とログ管理ができ、オンプレミスとのハイブリッド構成も利用できます。 PCI DSS、J-SOX、ISMS認証、個人情報保護法といった各種法令やガイドラインへの準拠をサポートし、AWSでのガバナンスを強化します。
 Smart X Chat (AI CROSS株式会社)
「Smart X Chat」(スマートクロスチャット)は、SMSやRCSを活用したサービスです。エンドユーザの携帯電話番号宛にメッセージを送信し、本文内のURLをタップすることでWEBチャットボットに遷移します。アンケートや各種更新の手続き、キャンペーンのお知らせに活用でき、人材サービス、金融機関、コールセンター等での導入実績があります。到達率の高いSMS(RCS)とWEBチャットボットを組み合わせる事で、これまでリーチできなかったエンドユーザへのアプローチが可能になります。また、架電数の削減によって業務効率化を図る目的での導入例もあります。
 DivaSystem LCA (株式会社ディーバ)
累計1,100社を超える導入実績を持つディーバから、システムの概念そのものを再定義した新しい「DIVAシリーズ」の登場です。 DIVAシリーズでは、連結会計やグループ管理会計の機能に加え、事業ポートフォリオの最適化や子会社ガバナンスの強化、さらには非財務情報マネジメントを可能にする機能を一つの情報基盤に統合。CFO組織はグループ経営のガバナンスを「攻め」と「守り」の両面で働かせて、組織の「稼ぐ力」を飛躍的に高められます。
 AMMOTO Managed Hosting (株式会社デジタルキューブ)
「AMMOTO Managed Hosting」は、CDNやWAFを標準装備したフルマネージドなWordPressホスティングです。オートスケーリングにも対応し、大規模なメディアサイトやエンタープライズ用途のサイトにも最高のパフォーマンス、安定性、そしてセキュリティを兼ね備えたホスティング環境をご提供します。
 AI speaker application (TradFit株式会社)
「AI speaker application」は、Alexa およびウェブアプリケーションとの統合ソリューションです。ユーザーは Alexa のプライベートスキルとウェブアプリケーションを操作します。ウェブアプリケーションには、管理情報、チャット、チャットボット機能、および API 統合機能が含まれます。
 engineed (株式会社アンチパターン)
「engineed」は、AWS エンジニアを探すためのプラットフォームです。エンジニアとして登録できるのは、AWS 認定保持者のみとなっています。「engineed」独自の実技試験により AWS 認定保持エンジニアは自身の能力を証明し、AWSエンジニアを探している企業はより欲しい人材にマッチしている人材を採用することが出来る仕組みとなっています。
 admint SIGNAGE (デジタルクルーズ株式会社)
「admint SIGNAGE」は、インターネットを介して映像を配信する、クラウド型デジタルサイネージサービスです。STB(再生端末)がインターネットを通じてクラウドに接続しているため、周辺機器は不要です。パソコンのWebブラウザからコンテンツ制作や配信スケジュールの管理、STBの死活管理が可能なため、遠隔からの大規模配信も対応できます。
 Accel-Mart Quick (株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート)
「Accel-Mart Quick」はローコード開発プラットフォームとして、システム開発のノウハウがない現業部門の方であっても、直感的に操作できるローコード開発ツールと豊富なテンプレートを活用して、簡単に自社専用アプリケーションを開発・運用できるクラウドサービスです。紙ベースのアナログ作業から脱却、DXへの取り組み方など、業務のデジタル化に関するお悩みを抱えている方に最適なツールです。部門単位のスモールスタートが可能なユーザ課金を採用。全社展開も可能な上位サービス:Accel-Mart Plusも用意しており、企業のデジタル成長に合わせたシステム活用が実現できます。
 RecShareCLOUD (株式会社トラフィックシム)
「自局の放送を本社や支社のメンバーと共有したい」「スポーツの試合を録画して素材として使いたい」など、そんなときに使えるのが「RecShareCLOUD」です。RF、IF、IP、HLS、SRTなど、さまざまな入力信号に対応しています。誰もが見慣れたラテ欄の様なUIから、再生場所をすぐに特定し、インストール不要のWebプレイヤで再生可能です。
 Typetalk (株式会社ヌーラボ)
「社内の雑談量を増やしチームの一体感を生むビジネスチャット」というコンセプトの「Typetalk」は、チームメンバーの会話を見える化を促進するクラウドサービスです。アイデアや仕事の経過など、プロジェクト内で起きているあらゆるイベントをチームに共有することで、より良いチームワークを実現しましょう。
 Extic (エクスジェン・ネットワークス株式会社)
「Extic」は、SSOとID管理を兼ね備えた、 日本製のクラウド認証基盤です。クラウドサービスを安全に活用するための認証基盤は、 認証に用いられるIDやパスワードといった認証情報が正しく管理され、信頼できることで初めて成り立ちます。 Exticは、認証基盤が備えなければならない「認証」と「ID管理」の機能を、1つのサービスで提供します。
 スマートホテルマネージャー (株式会社スマートホテルソリューションズ)
「スマートホテルマネージャー」は、ホテル、ホステル向けのSmart Property Management System です。一般的な、在庫、予約、チェックイン、精算、顧客情報の管理などに加え、顔認証端末、スマートキー、スマート検温デバイスなどの様々なIoTデバイスを利用した、チェックイン、チェックアウト、精算、入室管理、健康管理などの自動化・省力化を提供するサービスを提供します。
 WOVN.io (Wovn Technologies株式会社)
「WOVN.io」は、ローコードでDXとサービスの国際化を支援するWebサイト多言語化ソリューションです。海外展開、在留外国人、外国人従業員対応など、さまざまなシーンで求められるWebサイトの多言語化を実現します。既存のWebサイトに後付けすることができ、不要なコスト・人的リソースの圧縮、多言語化導入期間の圧縮に寄与します。また、スマートフォンのアプリも同様に多言語化が行えます。

FTR の進め方

STEP 1: パートナーセントラルでソフトウェアパスに参加する。
STEP 2: FTR のウェブサイトと「FTR の進め方」動画を見て理解し、レビューに備える。
STEP 3: FTR レンズを含む AWS Well-Architected Review を実施する。
STEP 4: FTR の申込と実施をする。※ まずは貴社担当にご相談ください。
STEP 5: ソリューションを推進する&認定プログラムでさらなる高みを目指す!

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