私の所属するパブリックセクター パートナーアライアンス本部では日本国内にいらっしゃる SIer 様( AWS のパートナー企業)とともに協業し公共分野における AWS ビジネスを拡大していくミッションを担っています。日本を代表する大手の SIer 様から、クラウドビジネスを専業としている企業、あるいは特定の分野に特化してビジネス展開されている企業など多様なパートナー様と官公庁、自治体、教育、ヘルスケア、公益事業、防衛・宇宙などの分野を軸にビジネス展開を進めています。担当しているパートナー様向けに個別の調達に関して提案支援を行ったり、クラウド人材育成のためにパートナーソリューションアーキテクトと共に勉強会を実施したり、各種パートナー向けプログラムを活用しながらパートナー様の競争力強化に向けて支援を行っています。パートナー企業の公共クラウドビジネスの窓口となる公共 COE( Center of Excellence )とは中長期的な戦略をともに立案・推進し、両社が Win-Win でビジネススケールできる仕組みを考え・実行します。

大学院卒業後、日本の大手 SIer に SE として入社し大学向けのソリューションの導入・保守を担当することから始まり、その後出産・育児休業を経て社内の大学向けパッケージ製品の販売推進部門に異動しました。そこではプリセールスとして提案活動に携わる一方で、支社支店やグループ会社向けに拡販支援を担当していました。その後文教製品の海外展開を担うビジネス開発に携わり、子連れでアジアに 2 年半駐在員として勤務しておりました。日本に帰任後大手外資IT企業に転職し大学向けのアカウントエグゼクティブやソリューションスペシャリストとして勤務したのち、AWS へ 2020 年に Join しました。

現在の仕事のやりがいは、やはりパートナー様と共に社会の変革や市民サービス向上といった自身の生活に密接に関係している公共分野で仕事ができること、そして社会をより良くするために貢献していると感じられるところです。また優秀なチームメンバーや同僚にも恵まれ、お互い助け合いながら切磋琢磨できること、そして気持ちよく楽しく仕事ができるのも素晴らしいところです。コロナ禍で在宅勤務している折にもオンライン会議姿を垣間見た娘たちから「ママ、よく笑っててすごく楽しそうに仕事しているね!」と言われて改めて気づかされました。

AWS に入る前までは新卒から一貫して文教ビジネスを担当しておりましたが、より広い視野でビジネス経験を得たいと考え、文教分野だけでなく公共の様々なセグメントのビジネスに関わることができるパートナーアライアンス部門での仕事に興味を持ちました。また、自身のキャリアにおいて長く培った日本企業での経験や日本企業ならではの商習慣や社内プロセスなどの実体験が AWS の日本のパートナー企業とのビジネス協業において役に立つのではと考え入社を希望しました。