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FSx for NetApp ONTAP のデータを NetApp ONTAP の機能を使ってオンプレミスのコンピュートで活用
クラウドでインフラ運用負荷を削減しつつ、低レイテンシーが求められるワークロードにも対応できる構成をご紹介します
構成概要
この構成例のクラウドレベル:
基礎編
入門編:該当するユースケースの知識が全くない方が対象
基礎編:該当するユースケースの入門知識がある方が対象
応用編:該当するユースケースにある程度精通している方が対象
この構成例で解決できる課題・困りごと:
- データを AWS 上に集約しつつ、オンプレミスのアプリケーションやワークステーションから低遅延で利用したい
- AWS 上の FSx for NetApp ONTAP と既存のオンプレミスの NetApp ONTAP を連携させ、シームレスなハイブリッド環境を実現したい
- オンプレミスからクラウドの共通データへのアクセス時の転送コストを抑えたい
- クラウドの柔軟性とオンプレミスの処理能力を最適に組み合わせたい
この構成例の概算料金:
2,163.97 ドル(月額)
この構成例のメリット:
- キャッシュ用ボリュームを作成し、データを保持することで常にネットワーク越しにアクセスする場合と比べてレイテンシーの影響を大幅に抑えることができます
- キャッシュを活用することで、書き込みやキャッシュに存在しないデータの読み込み時のみオリジン(FSx for NetApp ONTAP)にアクセスするため、クラウドからオンプレへのデータ転送量を削減でき、コスト最適化にも貢献します
- コードやデータの管理方法の変更が不要で、既存の NetApp ONTAP の知識や運用を継続活用できます
- マネージドサービスの活用により、クラウド側ファイルサーバーの運用負荷を最小限に抑えます
月額合計料金:2,163.97 (USD)
この構成例で使用したサービスと概算料金内訳
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サービス
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項目
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数量
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単価
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料金 (USD)
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FSx for ONTAP
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- ストレージ構成:AWS 側の FSx for NetApp ONTAP には合計 10 TB(10,240 GB)の SSD ストレージをプロビジョニングします。
- キャッシュ構成:FlexCache を使用し、AWS 上の FSx for NetApp ONTAP データのうち頻繁にアクセスされるデータ(1,024 GB)のみをオンプレミスの NetApp ONTAP 上にキャッシュする設計としています。
- データ効率化:重複排除・圧縮機能はオフの状態を前提としています。オリジンボリュームの設定に合わせて変更が可能です。有効にした場合、同じプロビジョニング容量でより多くのデータを保存可能です。
- バックアップ:バックアップを設定し、バックアップデータが 10 TB (10,240 GB)であるとします。
- パフォーマンス:システム最小要件の 128 Mbps のスループットを割り当てています。
- IOPS:SSD ストレージから自動的に提供される 3,072 IOPS(1 GB あたり3 IOPS)でパフォーマンス要件を満たせる想定としています。
- キャッシュ動作:FlexCache は"遅延読み込み (lazy loading)"方式でデータをキャッシュするため、キャッシュミス時はAWS 上の FSx for NetApp ONTAP からデータを取得する必要があり、キャッシュヒット時と比較して応答時間が長くなります。
- 追加費用:データ転送料金(キャッシュミス時の元ボリュームからのデータ取得に関する料金)は本試算に含まれておりません。
- 費用変動要因:数量はあくまで試算であり、実際の利用料はアクセスパターンにより変動します。
※ 2025 年 6 月 17 日時点での試算です。
著者について
洪 恩義 (EunEi Hong) / @eunhong
AWS Japan のソリューションアーキテクトとして、様々な業界のお客様に技術支援を提供しております。最近は、お客様と共に外販サービス成長のための生成 AI や基盤モデル活用を探究しています。AWS サービスの中では、技術的背景を問わず幅広いユーザーに活用いただけるものに魅力を感じています。休日は旅行やキャンプで自然に親しみ、映画鑑賞を通じてリフレッシュしています。