イベントプロデューサーとコンシューマを、よりシンプルで一貫性のある、コスト効率の高い方法で統合する
Amazon EventBridge Pipes は、イベントプロデューサーとコンシューマ間のポイントツーポイント統合を、オプションのトランスフォーム、フィルター、エンリッチステップで作成することができます。EventBridge Pipes は、イベント駆動型アプリケーションを構築する際に必要な統合コードの記述とメンテナンスの量を削減します。
メリット
コードの削減
イベントプロデューサーとコンシューマをつなぐ使いやすいインターフェイスで、フルマネージドのインテグレーションを迅速に構築できます。
フィルタリングとビルトイン統合でコスト削減
イベントフィルターとビルトイン統合により、コンピューティングと使用コストを削減 - 必要なイベントのみを処理し、その分だけを支払います。
リアルタイムにイベントをソース
EventBridge Pipes は、新しいイベントに対してシームレスにポーリングし、14 以上の AWS サービスにイベントを配信します。
運用負荷を削減
スケーラビリティ、セキュリティ、パッチ適用、インフラのプロビジョニングを心配することなく、サービスを確実に連携させることができます。
仕組み
ユースケース
Amazon Kinesis Data Streams のフィルタリング
EventBridge Pipes のイベントフィルターを使用して、Kinesis Data Streams から価値の高い特定のイベントを選択すると、必要なイベントのみを処理することができます。
Amazon DynamoDB の変更にリアルタイムで反応
DynamoDB を Amazon Simple Notification Service (SNS) や EventBridge など 14 以上の AWS サービスと接続し、データベースの変更を複数のアプリケーションに容易に伝達することができます。
セルフホストの Apache Kafka と AWS の接続
オンプレミスまたはセルフホストの Kafka トピックから、Amazon Kinesis Data Firehose や Amazon Simple Queue Service (SQS) などの AWS サービスへデータを移動します。
Software as a Service (SaaS) アプリでイベントをエンリッチ
ターゲットにイベントを配信する前に、サードパーティー API への API コールを行い、イベントにデータを追加することができます。
特徴
イベントのフィルタリング
アプリケーションが必要なイベントのみを処理するようにし、イベントのサブセットのみを使用するようにします。
イベントをバッチ
ソースからイベントを取得し、ターゲットに一括配信することで、統合をより効率的に行うことができます。
イベントを順序整理
高い同時実行性
高い同時実行性をサポートし、大量のイベントを迅速に処理することができます。
高度なエンリッチメント
AWS Lambda、AWS Step Functions、API Gateway、または API Destinations を使用したサードパーティ API への API コールを使って、エンリッチメント機能を提供します。