投稿日: May 10, 2018
MySQL 互換の Amazon Aurora で、間違ったテーブルのドロップや、意図しない行の削除など、ユーザーエラーを素早く復元する機能をご利用いただけるようになりました。 Backtrack を使用するとバックアップからデータベースを復元する必要なく、迅速に過去の時点に戻すことができるのです。さらに、この処理は大規模なデータベースでさえわずか数秒で完了します。
RDS 管理コンソールで Aurora Backtrack を有効にする際、データレコードをどのくらいの期間保持するかを指定し、これらのレコードが使用するスペース分の料金を支払います。たとえば、最大 72 時間までデータベースを巻き戻せるように Backtrack をセットアップできます。概要については AWS ブログをご一読ください。詳細についてはAurora 文書でご覧いただけます。
Backtrack はまた、開発・テスト環境で便利に利用できます。特に、テストでデータを削除したり、データを無効にしたりするような状況で威力を発揮します。元のデータベースの状態に巻き戻すだけで、別のテストをすぐに実行できます。
Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。利用可能なリージョンの詳細については、AWS Region Table を参照してください。