投稿日: May 31, 2018
PostgreSQL 11 Beta 1 を、今後 Amazon RDS データベースプレビュー環境にてご利用いただくことで、顧客の皆様が Amazon RDS でベータ版の PostgreSQL 11 をテストすることが可能になりました。
PostgreSQL 11 Beta 1 は、今後データベースのインストール、プロビジョニング、および管理の手間をかけずに、Amazon RDS データベースプレビュー環境での開発とテスト向けにデプロイされました。PostgreSQL コミュニティが、2018年5月24日に PostgreSQL 11 Beta 1 をリリースしました。PostgreSQL 11 Beta 1 には、プロシージャ内部への組み込みトランザクションを可能にする SQL ストアドプロシージャが含まれています。さらに、PostgreSQL 11 Beta 1 には、パーティショニングへの強化、並列処理への改善、および各列にデフォルトの非 NULL 列をすばやく追加するようなその他の多くの便利なパフォーマンス向上機能も含まれています。
Amazon RDS データベースプレビュー環境は、最新世代のインスタンスクラス (現在は T2、M4 および R4) で、Single-AZ と Multi-AZ デプロイメントの両方をサポートし、KMS キーを使用して静止時に暗号化できます。Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスは、最大 60 日間保持された後、この保持期間後に自動的に削除されます。プレビュー環境で作成された Amazon RDS データベースのスナップショットは、プレビュー環境内部でのデータベースインスタンスを作成または復元する場合にのみご使用いただけます。顧客の皆様は、標準の PostgreSQL のダンプおよびロード機能を使用し、プレビュー環境から各自のデータベースをインポートまたはエクスポートすることができます。
Amazon RDS データベースプレビュー環境のデータベースインスタンスは、米国東部 (オハイオ) リージョンで作成された本番稼働 RDS インスタンスと同じ価格が設定されています。
顧客の皆様が Amazon RDS データベースプレビュー環境フォーラムをご利用いただければ、Amazon RDS チームの PostgreSQL 11 の候補版と Amazon RDS データベースプレビュー環境の両方についての情報と懸念事項を共有していただけます。