投稿日: Jun 12, 2018
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) は今回、新しいデーモンスケジューリングストラテジーを導入し、ECS クラスター内で選択したインスタンスセット内のインスタンスすべてに対してデーモンタスクを自動で実行できるようになります。
デーモンタスクとは、ロギング、モニタリング、またはアプリケーションコードを実行するタスクのバックアップのような共通サポート機能を付与するために、クラスター内のそれぞれのインスタンスにタスクがデプロイされたマイクロサービスをビルドするときに使用されるパターンのことです。
これまでは、これらを確保するために、デーモンタスクは Auto Scaling テンプレートに結び付いた複雑なスクリプトの実行を要するクラスター内のインスタンスセットにデプロイされていました。ユーザーは代わりに各アプリケーションタスクの一部としてデーモンコードを実行できましたが、これは複雑なうえに、しばしば必要以上にコンピューティングリソースを消費していました。
Amazon ECS は今回デーモンスケジューリングストラテジーを導入したことで、ECS クラスターでデーモンコードをデプロイ、コントロールし、その実行を表示できるようになります。このスケジューリングストラテジーは、クラスター内の変化を自動でトラッキングし、新しいインスタンスがクラスターに追加されるときに必要なデーモンタスクをデプロイします。ユーザーのアプリケーションに必要な CPU とメモリの最適化を支援することで、単一のデーモンタスクをデプロイしてそれぞれのインスタンスで実行中のすべてのアプリケーションタスクをサポートできるようになります。
詳細については、Amazon ECS ドキュメントを参照してください。
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