投稿日: Jun 20, 2018

AWS Storage Gateway サービスが、ファイルゲートウェイにサーバーメッセージブロック (SMB) プロトコルを追加し、Microsoft Windows 用に開発されたファイルベースのアプリケーションが Amazon Simple Storage Service (S3) でオブジェクトを簡単に保存およびアクセスできるようにしました。ファイルゲートウェイでは、アプリケーションは SMB バージョン 2 と 3、それに Network File System (NFS) バージョン 3 と 4.1 を用いて、ファイルをオブジェクトとして Amazon S3 に保存できるようになりました。ファイルゲートウェイ SMB ファイルシェアとオブジェクトへのアクセスのコントロールは、お使いのコーポレートアクティブディレクトリ (AD) ドメインを用いるか、認証済みゲストアクセスを用いて行えます。ファイルゲートウェイは、最も最近使用したデータをローカルにキャッシュして、オンプレミスアプリケーションに低レイテンシーのアクセスを提供します。ファイルゲートウェイは、機械学習やビッグデータ分析、ならびに Amazon S3 でのバックアップとデータアーカイブなどのハイブリッドオブジェクトベースのワークロードをサポートすることで、Amazon S3 へのデータの移動を簡素化します。

現在、AWS Storage Gateway が利用できるすべてのリージョンで、SMB をサポートする新しいファイルゲートウェイを作成することができます。既存のゲートウェイ向けのソフトウェアアップデートは、2018 年 7 月中旬までに一般利用可能になる予定です。