投稿日: Nov 21, 2018

AWS CloudFormation に、以下のリソースタイプのサポートが追加されました。CloudFormation は、クラウド環境内のすべてのインフラストラクチャリソースを記述してプロビジョニングするための共通言語を提供します。CloudFormation では、シンプルなテキストファイルを使用して、あらゆるリージョンとアカウントでアプリケーションに必要とされるすべてのリソースを、自動化された安全な方法でモデル化し、プロビジョニングできます。このファイルは、クラウド環境における信頼できる唯一の情報源として機能します。

更新された CloudFormation のリソースタイプは以下のとおりです。 

AWS::ApiGateway::Deployment
StageDescription プロパティタイプでは、Tags プロパティを使用して、ステージに関連付ける AWS CloudFormation リソースタグを指定します。

 

AWS::ApiGateway::Stage
Tags プロパティを使用して、ステージに関連付ける AWS CloudFormation リソースタグを指定します。

 

AWS::EC2::EIP
PublicIpv4Pool プロパティを使用して、自分のアドレスプールの中から Amazon EC2 にアドレスを選択させるアドレスプールの ID を指定します。

 

AWS::ElasticLoadBalancingV2::Listener

プロパティタイプでは以下を使用します。

  • AuthenticateCognitoConfig プロパティを使用して、Amazon Cognito と統合してユーザーを認証するときに使用するリクエストパラメータを指定します。
  • AuthenticateOidcConfig プロパティを使用して、OpenID Connect (OIDC) に準拠している ID プロバイダー (IdP) を使用してユーザーを認証するときのパラメータをリクエストします。
  • FixedResponseConfig プロパティを使用して、カスタム HTTP レスポンスを返すアクションに関する情報を指定します。
  • RedirectConfig プロパティを使用して、リダイレクトアクションに関する情報を指定します。


AWS::AutoScaling::AutoScalingGroup
MixedInstancesPolicy プロパティを使用して、インスタンス作成に使用する混合インスタンスポリシーを指定します。このパラメータ、起動テンプレート、起動設定、Amazon EC2 インスタンスのいずれかを指定する必要があります。

 

AWS::EMR::Cluster
Amazon EMR Cluster HadoopJarStepConfig プロパティタイプを使用して、メイン関数が実行される JAR ファイルで構成されるジョブフローステップを指定します。
Amazon EMR Cluster StepConfig プロパティタイプを使用して、クラスター (ジョブフロー) ステップを指定します。
Amazon EMR Cluster KeyValue プロパティタイプを使用して、キー/値ペアを指定します。
Amazon EMR Cluster JobFlowInstancesConfig プロパティタイプでは、KeepJobFlowAliveWhenNoSteps プロパティを使用して、すべてのステップの実行後にクラスターを利用可能にしておくかどうかを指定します。

 

AWS OpsWorks VolumeConfiguration
VolumeConfiguration プロパティタイプでは、Encryptedproperty を使用して、Amazon EBS ボリュームの暗号化の有無を指定します。

 

AWS::RDS::DBCluster
DeletionProtection プロパティを使用して、DB クラスターで削除保護を有効にするかどうかを指定します。この値が true に設定されている場合、データベースは削除できません。デフォルトでは false になっています。

 

AWS::RDS::DBInstance
DeleteAutomatedBackups プロパティを使用して、DB インスタンスの削除時に自動バックアップを削除するか維持するかを指定します。削除する場合は true、維持する場合は false に設定します。デフォルトでは true になっています。
DeletionProtection プロパティを使用して、DB インスタンスで削除保護を有効にするかどうかを指定します。この値が true に設定されている場合、データベースは削除できません。デフォルトでは false になっています。

 

AWS::S3::Bucket
PublicAccessBlockConfiguration プロパティを使用して、Amazon S3 バケットのパブリックアクセスの設定を指定します。

 

AWS::SNS::Topic
KmsMasterKeyId プロパティを使用して、AWS KMS キー識別子を指定します。キー ID、キー ARN、キーエイリアスのいずれかを指定できます。

 

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AWS CloudFormation の詳細については、ドキュメントを参照してください。