投稿日: Dec 6, 2018
AWS Resource Access Manager (RAM) は、AWS アカウント全体または AWS Organizations 内でリソースを共有する簡単な方法を提供します。AWS の多くのお客様は、複数の AWS アカウントを使用して、管理や請求の自律性を社内チームにもたらしています。このようなお客様が、一元的にリソースを作成し RAM を使用することで、アカウント全体でリソースを共有できるようになりました。これにより、マルチアカウント戦略のメリットを損なうことなく、運用オーバーヘッドを削減できます。RAM を使用してリソースを共有すると、各アカウントに重複するリソースを作成する必要がなくなり、コストを削減できます。共有リソースの消費は AWS Identity & Access Management のアクセスコントロールポリシーおよび AWS Organizations のサービスコントロールポリシーが管理するため、セキュリティおよびガバナンス管理の既存投資を活用することができます。現時点では、Amazon Route 53 Resolver のルール、AWS Transit Gateways、サブネット、 AWS License Manager の設定を、RAM を使用して共有できます。
AWS Resource Access Manager は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジア太平洋 (ムンバイ)、アジア太平洋 (ソウル)、アジア太平洋 (シンガポール)、アジア太平洋 (シドニー)、アジア太平洋 (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ) の各リージョンで、追加料金なしで利用できます。開始方法の詳細についてはこちらを、AWS Resource Access Manager の詳細についてはこちらをクリックしてください。