投稿日: Mar 21, 2019
AWS Storage Gateway が、Amazon S3 オブジェクトロックのサポートをファイルゲートウェイに追加しました。これにより、オブジェクトロックのコンプライアンスモードまたはガバナンスモードを使用して、Write Once Read Many (WORM) ファイルベースシステムによる Amazon S3 内のオブジェクトの保存およびアクセスができるようになります。
ファイルゲートウェイは、仮想またはハードウェアアプライアンスとしてデプロイされたローカルゲートウェイを経由して、オンプレミスアプリケーションが Amazon S3 内のオブジェクトにファイルとしてアクセスすることを可能にします。新しいファイル共有を作成するとき、あるいは既存のファイル共有をアップデートするとき、Amazon S3 オブジェクトロックに対して有効なバケットを使用するように設定できます。ゲートウェイの NFS や SMB クライアントからの名前変更、ファイル編集、削除などの変更はすべて、以前のバージョンを上書きまたは削除することなく、オブジェクトの新しいバージョンとして保存されます。これにより、ロックされたバージョンの元のオブジェクトは変更されず、データ保護を一層強化するために、または規制コンプライアンスを遵守するために、ポリシーを強制的に適用できます。
この新機能は、AWS Storage Gateway が利用できる全リージョンで利用可能です。Amazon S3 オブジェクトロックでファイルゲートウェイを使用する方法についての詳細は、AWS Storage Gateway のドキュメントあるいはハイブリッド型アーキテクチャ用のファイルゲートウェイのホワイトペーパーを参照してください。