投稿日: May 21, 2019
ユーザーが Amazon AppStream 2.0 をどのように使用しているかに関する詳細なレポートを受け取ることができるようになりました。これには、ユーザーがどのアプリケーションを起動しているかという情報も含まれます。
レポートは、お客様のアカウントの Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットに、セッションおよびアプリケーションレコードのログとして保存されます。セッションレコードには、ユーザー ID、セッション期間、スタック名、ユーザーの IP アドレスなど、ユーザーのストリーミングセッションを説明する 33 のフィールドがあります。アプリケーションレコードには、各セッション中にユーザーがストリーミングに選択したアプリケーションが表示されます。この情報を使用すると、Amazon Athena を使用して SQL クエリを使用状況レポートに対して実行したり、Amazon QuickSight を使用してカスタムレポートを作成、使用状況パターンを可視化したりできます。
使用状況レポートを開始するには、AppStream 2.0 コンソールにログインし、リージョンを選択して、ナビゲーションペインから [Usage Reports] を選択します。Amazon Athena を使用して使用状況レポートをクエリする方法については、使用状況レポートのドキュメントを参照してください。Amazon QuickSight を使って使用状況レポートを可視化する方法については、デスクトップアプリケーションのストリーミングのブログを参照してください。
AppStream 2.0 はフルマネージド型の安全なアプリケーションストリーミングサービスです。アプリケーションの書き換えなしで、デスクトップアプリケーションをユーザーにストリーミングできます。AppStream 2.0 を使用すると、ユーザーは必要なアプリケーションに瞬時にアクセスでき、任意のデバイスで応答性の高いスムーズなパフォーマンスが実現されます。AppStream 2.0 が利用可能なリージョンの一覧は、AWS リージョン表を参照してください。AppStream 2.0 には従量制の料金体系が採用されています。詳細については、Amazon AppStream 2.0 の料金表をご覧ください。