投稿日: May 22, 2019
AWS DataSync を使用する場合に、ファイルパスやオブジェクトキーによるフィルターを設定して、NFS サーバー、Amazon S3 バケット、Amazon EFS ファイルシステム間でコピーされるデータを制御できるようになりました。フィルターを使うことで、DataSync のタスクでコピーしたい送信元のファイル、フォルダ、オブジェクトを指定できます。フィルターにより、単一のファイルシステムを複数の送信先ストレージに簡単に分割したり、一時ファイルや一時フォルダをコピーから除外したり、あるいは送信元からファイルのサブセットだけをコピーしたりできます。
タスク実行時に毎回転送されるファイル、フォルダ、オブジェクトを制限するため、除外フィルター、一致フィルター、またはその両方を指定できます。タスクの作成時に、コピーから常に除外すべきファイルパスまたはオブジェクトキーを設定します。その後、タスクの開始時に、そのタスクの実行に含めるべきファイルパスまたはオブジェクトキーを設定します。フィルターが設定されていない場合は、タスクを実行するたびに、送信元から送信先にすべての変更が転送されます。
フィルタリングは、AWS DataSync を利用できるすべてのリージョンで利用可能です。詳細については、DataSync で一般的なフィルターを使用する方法に関するブログまたは DataSync のドキュメントをご覧ください。また、使用を開始するには AWS DataSync コンソールにログインしてください。