投稿日: Jul 2, 2019
データベースの高速かつ効率的なクローン化のために、Amazon Aurora DB クラスターをほかの AWS アカウントと共有できるようになりました。
データベースのクローン化は、スナップショットを復元するよりも速く、作成時に追加のスペースを必要としません。クローン化した DB クラスターでデータを変更した場合に、追加のストレージに対してのみ課金されます。アカウント間のデータベースのクローニングは、本番稼働用とテスト用に別々のアカウントがある場合などに便利です。クローンを使用すると、スキーマの変更を検証し、さまざまなパラメータをテストし、本番稼働用データに対して分析クエリを実行できます。本番稼働用アカウントに直接アクセスしたり、プロダクションデータベースのパフォーマンスに影響を与えたりすることはありません。
Amazon Aurora の MySQL 互換エディションおよび PostgreSQL 互換エディションは、アカウント間のデータベースのクローニングをサポートしています。データベースのクローン化についての詳細は、Aurora のドキュメントをご覧ください。アカウント間のデータベースのクローンを作成するには、AWS マネジメントコンソールにアクセスするか、最新の AWS SDK あるいは CLI をダウンロードしてください。
Aurora は AWS Resource Access Manager (RAM) と統合されているため、クローン化のために DB クラスターをほかのアカウントと安全に共有できます。この機能は、Aurora および RAM を利用可能なすべての AWS リージョンでサポートされています。利用可能なリージョンについては、AWS リージョンテーブルを参照してください。