投稿日: Jul 30, 2019
知能ロボット工学アプリケーションの開発、シミュレーション、デプロイを簡単に行える AWS RoboMaker で、CloudWatch クラウド拡張機能用のオフラインログおよびメトリクスのサポートを開始しました。
AWS RoboMaker CloudWatch 拡張機能を使用すると、リモートロボットからクラウドにログとメトリクスをストリーミングできるようになります。こうしたリモートロボットの多くがエッジで動作していますが、エッジでは信頼性の高いインターネット接続が得られず、クラウドへのネットワーク接続が途切れ途切れになる場合もあります。RoboMaker CloudWatch 拡張機能の新しいオフラインログおよびメトリクス機能を使用すると、ネットワーク接続の問題に対する回復力が得られ、データ耐久性が高まります。ストリーミングされたメトリクスおよびログデータはローカルディスクにバッファされ、ネットワーク接続が回復した後で AWS に送られます。
AWS RoboMaker では、アプリケーション開発用のロボット工学開発環境、アプリケーションテストを加速するロボット工学シミュレーションサービスをご用意しているほか、リモートでのアプリケーションのデプロイ、更新、管理を可能にするロボット工学フリート管理サービスも提供しています。また、RoboMaker は、最も普及しているオープンソースのロボット工学ソフトウェアフレームワークである Robot Operating System (ROS) を、クラウドサービスに接続することによって拡張します。RoboMaker の ROS 用クラウド拡張機能を使用すると、AWS の機械学習サービス、モニタリングサービス、分析サービスを通じて、ロボットにデータのストリーミング、ナビゲート、意思疎通、理解、学習をさせることが可能になります。 開始するには、RoboMaker のウェブページをご覧いただくか、RoboMaker コンソールでサンプルのシミュレーションジョブを実行してください。
AWS RoboMaker は、米国東部 (バージニア北部およびオハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランドおよびフランクフルト)、アジアパシフィック (東京およびシンガポール) リージョンで利用できます。