投稿日: Aug 15, 2019

本日より、Amazon EC2 インスタンスに診断割り込みを送信できるようになりました。診断割り込みを使用すると、応答しないインスタンスのデバッグと根本原因の解析を行うことができます。

これまでは、応答しないインスタンスのデバッグや根本原因の特定を行うことが困難でした。そこで、簡単な API コールを使用して、EC2 インスタンスのカーネルパニック (Windows オペレーションシステムの場合はブルースクリーンエラー) をトリガーする帯域外の方法がサポートされました。この機能を使用すると、クラッシュダンプの作成、セカンダリカーネルのロード、コールトレースの取得といったタスクをオペレーションシステムで実行するように設定できます。例えば、カーネルパニックがトリガーしたときにクラッシュダンプファイルを生成するようにインスタンスを設定できます。クラッシュダンプには、インスタンスメモリのスナップショットが含まれており、そこから根本原因の解析に役立つ重要なデータポイントが得られます。

診断割り込みは、公開されているすべての AWS リージョンと GovCloud (米国) で利用できます。

この機能の詳細と開始方法については、ドキュメントを参照してください。