投稿日: Aug 12, 2019
AWS Step Functions で、モジュラー式で再利用可能なワークフローを作成することにより、より複雑なプロセスをオーケストレートすることができるようになりました。
Step Functions では、AWS の複数のサービスをフルマネージド型ワークフローで調整できるため、すばやくアプリケーションをビルドおよび更新できます。組織のワークフロー使用が拡大すると、ワークフローの構築、テスト、変更は複雑になります。よく使用されるワークフローのプロセスは、多くの場合複数の場所で反復されます。何か異常が起こった場合の大規模ワークフローの実行も、対処がより大変になります。
Step Functions ワークフローをネストすることにより、より小さく単純なワークフローから、より大規模で複雑なワークフローを構築することができます。ワークフローに人間によるレビューおよび承認、またはアカウント内のリソースプロビジョニングといった反復プロセスがあるとき、モジュラー式で再利用可能な構成要素のライブラリを作成し、開発をよりスピーディーに行うことが可能です。Step Functions では、コードをカスタマイズせずにワークフローモジュールのスワップと再編成を行えます。これにより、既存のワークフローからの新しいワークフローの組み立てを数分で行うことが可能です。高レベルのワークフローステップと低レベルのワークフローステップを分離し、エラーソースのモニタリングと発見を数秒で、より簡単に行えます。Step Functions コンソールでは、1 回のクリックでさまざまなワークフローレベルの視覚化の間で切り替えが可能です。
1 つのワークフローステップから、ネストされたワークフローの実行を起動します。ワークフローを設定し、コンソール内でコードスニペットを使用してネストされたワークフローを開始するようにすることができます。または、コンソールでサンプルプロジェクトを試すことによって完全なサンプルをデプロイすることが可能です。
ネストされたワークフローの開始には追加料金がかかりません。ネストされたワークフローの料金はすべての Step Functions ワークフローと同じです。詳細については、AWS Step Functions の料金を参照してください。ネストされたワークフローは、Step Functions が利用可能なすべての AWS パブリックリージョンで利用可能です。AWS Step Functions が提供されているリージョンの一覧は、AWS リージョン表をご参照ください。
Step Functions についての詳細は AWS Step Functions の開発者ガイドをお読みください。ネストされたワークフローの組み立てについての詳細は、「AWS のサービス統合」についてのセクションをご覧ください。