投稿日: Aug 6, 2019
PostgreSQL 12 Beta 2 を Amazon RDS データベースプレビュー環境で利用できるようになりました。これにより、ユーザーは Amazon RDS でベータ版の PostgreSQL 12 をテストできます。
データベースのインストール、プロビジョニング、管理の手間をかけずに、Amazon RDS データベースプレビュー環境内で、開発とテストのために PostgreSQL 12 Beta 2 をデプロイできます。PostgreSQL コミュニティは、2019 年 6 月 20 日に PostgreSQL 12 Beta 2 をリリースしました。PostgreSQL 12 には、強化された機能とパフォーマンス、インデックス作成の管理、向上したパーティション化機能、SQL/JSON の仕様ごとの JSON パスクエリ、ICU が提供される照合における大文字と小文字の区別やアクセントの区別をしない非決定的な照合、クエリプランを改善するための最も一般的な値の統計、式を使用して値を計算して生成する列の作成、プラグイン可能なテーブルストレージインターフェイス、ページサムの有効化/無効化機能などが含まれています。
Amazon RDS データベースプレビュー環境では、最新世代のインスタンスクラス (現在は T2、M4、R4) で、シングル AZ およびマルチ AZ 配置の両方がサポートされ、KMS キーを使用して保管中に暗号化できます。Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスは、最大 60 日間保持された後、この保持期間後に自動的に削除されます。プレビュー環境で作成された Amazon RDS データベースのスナップショットは、プレビュー環境内部でのデータベースインスタンスを作成または復元する場合にのみご使用いただけます。ユーザーは、標準の PostgreSQL のダンプおよびロード機能を使用し、プレビュー環境から各自のデータベースをインポートまたはエクスポートすることができます。
Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスの価格は、米国東部 (オハイオ) リージョンで作成された本番稼働用 RDS インスタンスと同じです。
ユーザー向けの Amazon RDS データベースプレビュー環境フォーラムでは、Amazon RDS チームによる PostgreSQL 12 の候補版と Amazon RDS データベースプレビュー環境の両方についての情報と懸念事項が共有されます。