投稿日: Sep 18, 2019
お使いの WorkSpace を異常発生前の最後の状態にまでロールバックする復元機能が Amazon WorkSpaces に導入されます。この新機能は、WorkSpaces 上でサードパーティーによる互換性のないアップデートが実施されたことで WorkSpaces にアクセス不能となる問題の影響を緩和するための、簡単な復元オプションとして機能します。
Amazon WorkSpaces では、定期的に WorkSpaces のヘルスチェックを実行し、正常な状態にある WorkSpaces のルートボリュームとユーザーボリューム両方のスナップショットを取得しています。WorkSpaces の復元機能により、WorkSpace が正常であると報告された最終スキャン時に取得した、直近のスナップショットペアに基づく WorkSpaces のルートボリュームとユーザーボリュームの両方が再作成されます。復元の完了後、スナップショットを取得してから WorkSpace に加えられた変更は保持されません。現在の WorkSpace の再構築機能でも、最新のスナップショットから WorkSpace のユーザーボリュームを復元する手段は提供しています。この新しい復元機能では、WorkSpaces のルートボリュームを正常な状態にロールバックする機能が追加され、潜在的なデータロスをさらに最小化します。
開始するには、WorkSpaces マネジメントコンソールにアクセスし、[WorkSpaces] を選択してから [Action] > [Rebuild/Restore WorkSpace] の順にクリックすることで、復元オプションを実行できます。この機能は、Amazon WorkSpaces が提供されているすべての AWS リージョンにおいて、追加料金なしでご利用いただけます。詳細については、Amazon WorkSpaces のドキュメントを参照してください。