投稿日: Sep 19, 2019
CloudFormation テンプレートを使用して、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)、Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)、Amazon ElastiCache、Amazon ElasticSearch Service (Amazon ES)、およびその他 AWS リソースの追加機能の設定とプロビジョニングを実行できるようになりました。CloudFormation では、開発者による AWS のサービスの設定とプロビジョニングを容易にするため、追加サポートが定期的にリリースされています。
今回のリリースでは、CloudFormation を使用して以下の内容が実行可能になります。
- Amazon EC2 Autoscaling の自動スケーリングの一時停止と再開をする。
- Amazon CloudWatch アラームのしきい値として使用される ANOMALY_DETECTION_BAND 関数の ID を指定する。
- Amazon DynamoDB テーブルでサーバー側の暗号化を指定する。
- インスタンスの CPU オプションを指定する。また、Amazon EC2 インスタンス向けに Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリュームを暗号化する AWS KMS カスタマーマスターキーに識別子を指定する。
- Amazon ECS タスク定義のために、タスク内のコンテナに使用する IPC リソースの名前空間、タスク内のコンテナのプロセス名前空間、割り当てる stdin または tty が必要なコンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、コンテナに設定する名前空間カーネルパラメータの一覧、ログ設定を渡すためのシークレットを指定する。
- ElastiCache レプリケーショングループ内のクラスターでディスクの暗号化に使用される AWS KMS キーの ID を指定する。
- Amazon ES ドメインでのゾーン対応設定オプションを指定する。
- タスクの Amazon ECS タスクグループ、タスク実行時の起動タイプ、タスクに関連付けられた VPC サブネットとセキュリティグループ、およびパブリック IP アドレス使用予定の有無を指定する。また、Amazon CloudWatch Events ルール向けにタスクのプラットフォームバージョンを指定する。
- ロールの説明を指定し、AWS Identity and Access Management (IAM) ロールにおいて指定されたロールにアタッチされたタグの一覧を指定する。
- Amazon RDS データベースクラスターについて、データベースインスタンスに関連付けられた AWS IAM ロール、実行する復元のタイプ、復元を始めるソースデータベースクラスターの識別子、およびデータベースクラスターを最新の復元可能なバックアップ時点に復元するかどうかを指定する。
- Amazon RDS DBInstance で、データベースインスタンスに関連付けられた AWS IAM ロールを指定する。
- Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) サブスクリプション内のリージョンプロパティを更新時に置き換えることは不要。
これらのリソースは公開されているすべての AWS リージョンと AWS GovCloud リージョンで利用可能になりました。詳細については、AWS リージョン表を参照してください。
詳細については、CloudFormation のリリース履歴のページを参照してください。