投稿日: Oct 9, 2019
AWS サーバーレスアプリケーションモデル (AWS SAM) は、AWS CloudFormation の拡張仕様です。関数、API などを記述する簡略化された構文が用意されています。最新の SAM は、4 つの主な更新とその他の機能をサポートします。詳細はリリースノートをご覧ください。
API Gateway リソースポリシー: SAM では、API のリソースポリシーを追加するための簡略化された構文をテンプレートでサポートするようになりました。この追加機能によりお客様は、AWS アカウント、IP アドレス、ソース VPC に基づいて、ユーザーをホワイトリストまたはブラックリストに登録できます。
SNS トピックの SQS サブスクリプション: SAM は、Lambda 関数をトリガーする SNS トピックイベントに SqsSubscription プロパティを追加する機能をサポートするようになりました。true に設定されると、SNS トピックは、代わりに、SAM が作成した SQS キューに公開され、Lambda 関数が SQS キューからイベントを受けとるようになります。
イベントソースとしての Cognito: SAM では、イベントソースとして Cognito を Lambda 関数に追加し、Amazon Cognito のユーザープールのフローをカスタマイズする簡略化された方法に対応するようになりました。お客様は、AWS::Serverless:: Function の定義で Cognito のプロパティを定義できます。
Maximum Batching Window プロパティ: SAM では、Kinesis および DynamoDB イベントソースに MaximumBatchingWindowInSeconds プロパティを追加する機能をサポートしています。詳細については、Kinesis 対応の AWS Lambda を使用する方法および DynamoDB 対応の AWS Lambda を使用する方法をご覧ください。
AWS SAM は Apache 2.0 で利用できます。どなたでも、市販の使いやすいライセンスを備えたデプロイツールに SAM を組み込むことができます。詳細については、SAM の開始方法をご覧ください。 AWS SAM は、AWS Lambda がご利用いただけるすべてのリージョンで利用可能です。詳細については、AWS リージョンテーブルをご覧ください。