投稿日: Nov 22, 2019
本日より、AWS Lambda 関数の同期呼び出し、ホット行の競合、Backtrack、ハッシュ結合などの Amazon Aurora の多くの機能が Aurora の MySQL 5.7 互換エディションで利用可能になり、パフォーマンスと管理性が向上します。Amazon Aurora の MySQL 5.7 互換エディションは、JSON サポート、空間インデックス、生成された列などの機能強化をすでに提供しています。
AWS Lambda 関数の同期呼び出しを使用すると、Aurora MySQL データベースの機能を拡張し、データの変更に応じて動作する外部アプリケーションを呼び出すことにより、サーバーを考慮することなくコードを実行できます。
ホット行の競合により、同じページの行に対して競合するトランザクションが多数ある場合、MySQL 5.7 と比較して、1 分あたりのトランザクションのスループットが最大 16 倍向上します。
Backtrack は、バックアップから復元する必要なく、データベースを前の時点に移動できるようにすることで、間違ったテーブルの削除や間違った行の削除などのユーザーエラーからすばやく回復し、大規模なデータベースでも数秒以内に完了することができます。
ハッシュ結合は、等価結合を使用して大量のデータを結合する必要がある場合にクエリのパフォーマンスを向上させることができます。
これらの機能は、一般的に Aurora MySQL エンジンリリース 2.06 以降で利用可能です。詳細については Aurora のドキュメントをご覧ください。Amazon RDS マネジメントコンソールで数回のクリックで Aurora MySQL 5.7 インスタンスを作成するか、最新の AWS SDK または CLI をダウンロードできます。
Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。Amazon Aurora は、標準 MySQL と比べてスループットが最大 5 倍優れており、さらにより高いスケーラビリティ、耐久性、セキュリティを備えています。