投稿日: Nov 12, 2019
Amazon QuickSight ダッシュボードで、QuickSight Actions を通じてのワンクリックフィルタリングが使えるようになりました。ダッシュボードをご覧になるとき、チャート上のデータポイントをクリックすると、関連のある詳細情報だけを画像全体からフィルタリングして表示できます。作成者は、同じダッシュボードをフィルタリングするか、あるいは QuickSight の URL アクションを介してダッシュボード外のリンクに移動するようにアクションを構成し、詳細なインサイトを提供します。 QuickSight Actions の詳細についてはこちらをご参照ください。
今回の機能追加では、SPICE データセットでの取り込み履歴も表示できるようになりました。取り込み履歴からは、更新がスケジューリングされた SPICE データセットの取り込みステータスとその期間を、日/時単位で得ることができます。この機能は、データセットの設定によりアクセスできます。また、データセットの所有者であればアクセス可能です。取り込み履歴では、障害に関する特定のエラーコードも得ることができるので、データセットの所有者はトラブルシューティングが容易になります。詳細については、こちらを参照してください。
また前出に加え、SPICE と Direct Query データセットに対する now() 関数も、QuickSight で使えるようになりました。この関数は、計算や QuickSight の自然言語ナラティブで利用するための、現在の日付と時刻を返します。
これらのすべての機能は、米国東部 (バージニア北部およびオハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (ソウル、シンガポール、シドニー、東京) のすべての QuickSight リージョンにおいて、Enterprise Edition と Standard Edition で利用可能です。