投稿日: Nov 19, 2019
AWS Lambda が、イベントソースとして Amazon SQS FIFO をサポートします。これにより、Lambda を使用して、順序付けられたイベントと操作が重要なイベント駆動型アプリケーションを構築できます。たとえば、料金変更を正しい順序で送信することにより、製品の正しい料金を表示するアプリケーションを構築できます。
Amazon SQS は、分散されたソフトウェアコンポーネントおよびマイクロサービス間で信頼性の高い通信を可能にする、フルマネージド型のメッセージキューサービスです。SQS 標準キューと SQS FIFO キューの 2 つの製品があります。FIFO キューは、標準キューを改良および補完します。メッセージが送受信される正確な順序を保持し、単一のキュー内で複数の順序付けされたメッセージグループを許可するメッセージグループをサポートします。
Lambda を使用すると、データストリーミングおよびキューサービスからのイベントに応じてコードを実行できます。Amazon Kinesis Data Streams、Amazon DynamoDB Streams、Amazon SQS 標準キューをサポートしています。これで、Amazon SQS FIFO キューからのメッセージを Lambda で処理できるようになりました。処理順番は、メッセージグループ内のメッセージの順序に従います。
AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS CloudFormation、または AWS SDK for Lambda を介して、Lambda イベントソースとして SQS FIFO キューを開始できます。これは、AWS Lambda がご利用いただけるすべての AWS リージョンで利用可能です。ユーザーに代わって Lambda サービスによって実行された SQS API 操作、およびメッセージの処理に使用された Lambda リクエストと期間に対してのみ支払いいただきます。AWS Lambda を使用できるリージョンの詳細については、AWS リージョン表を参照してください。詳細については、AWS Lambda 開発者ガイドの Amazon SQS FIFO での AWS Lambda の使用を参照してください。